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【ミャンマー】ミャンマーでフェアトレードビジネスを手掛ける熱い想いを持つ女性起業家に聞いた

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問:最終目標は何ですか?

今野さん:「moringa」をミャンマー発のオリジナルのテキスタイルブランドに育てることです。
それはミャンマーのテキスタイル業界をきちんと整備することは、国の誇りでもある布産業が発展していくことにもつながると思っています。

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旧型のミシンを使用しているがとても丁寧に作っている

問:商品のアピールをしてください。

今野さん:「moringa」のバッグの色、柄は、世界中どこを探しても見つからないオリジナルのものです。
また、そんな伝統的なミャンマーの布を使いながら、デザインは都会のライフスタイルに違和感なく溶け込めるようにしています。
「伝統的な技術をベースにしながら、都会的なセンスがある」。
ここが一番の「moringa」の魅力だと思っています。

問:これからアジアでビジネスを興す方に向けて何かアドバイスはありますか?

今野さん:その土地の文化や歴史を学び、その国の考え方を尊重、理解しながら、でも寄り添い過ぎず進めていくことが大事なのかなぁ、と最近思います。
私自身がまだまだ勉強中です。

問:このプロジェクトを通じて伝えたいことは何ですか?

今野さん:グローバル化が進むにつれて独自の文化の継承が難しくなっていると感じます。
その国が長い間かけて築き上げてきた、その土地に根付いた文化を、商品を通して少しでも広めていけたらいいなと思います。

問:フェアトレードビジネスの理想と現実はありますか?

今野さん:いつも難しいなと思うのは、どうしても商品の販売価格が上がってしまうこと。
逆に言うと、購入していただく方に「少し値段が高くても良いものだから買いたい」と思っていただける商品のクオリティやデザインを保ち続けなければならないと思います。
そのバランスが取れたときに初めて「フェアトレード」が実現するのだと思うので。

以上、ありがとうございました。

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moringa」店内の様子

ミャンマーの伝統的織物が日本人のセンスによって生まれ変わり、商品として価値を生んでいると知り、なんだか少し嬉しいというか、誇らしい気持ちになりました。

次回はぜひ男性でも使用できるバッグ・小物を開発してくださいっ!

moringa「モリンガ」
住所: No.41(A),GF,Nyaung Tone St.,Sanchaung Township, Yangon, Myanmar
電話:+95 9 42021 8179
休業日:日・月
https://www.facebook.com/moringamm/

この記事を書いた人(著者情報)

山神 ジョージ

食べ歩き好きの中年のおじさんです。ベトナムハノイ歴はまだ半年。東南アジア各国をフラフラしているので他の国の情報も含めてアップしていきたいと思います!

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