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【マレーシア】ローカルの和食シェフに聞いたマレーシアでウケる日本食とは?

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–なぜ「みのり」が長きに渡り支持されていると考えますか?

集客できる日本食レストランとは(シェフ個人の考えとして)「サービス(service)」「食材や料理のクオリティ(food quality)」「コミュニケーション(communication)」の3つが非常に重要だと考えています。

特にコミュニケーションですが、お客様に「食材や提供したメニューに関してきっちりと説明する、できる」というのはリピーター確保のためにも必要です。

またレギュラーで通ってくださるお客様の嗜好に合わせて、おすすめができることも重要なポイントです。

それができるレストランは、知識を持ったシェフやスタッフを擁しているとお客様に理解していただけるのではないかと思います。

クアラルンプール 日本食

–日本食についてマレーシアとは違う点、あるいはローカライズ(その土地に迎合すべき点)があると思いますか?

私個人の意見となりますが、オーセンティック(純正)な日本食は、マレーシア人にとっては塩気が強いのかな?と思います。
来店されるローカルのお客様も日本を訪れた際に大阪、京都、東京など日本国内を食べ歩く方が多いようですが、何人かはそのような印象を話してくれた方がいました。

ローカルに受け入れてもらえるような味付けは、塩分を控えめにするとよいのでは、と思います。

クアラルンプール 日本食

–最後にお伺いしますが、(シェフ)ご自身が好む日本食とは?

ローカル視点になりますが(笑)……プライベートでは、例えば寿司だったらスパイシーツナ(まぐろに唐辛子ソースなどを混ぜたもの)、炙り(まぐろやサーモンの表面を炙ったもの)などですね。
それ以外はアジアンフュージョン系(二カ国以上の食文化が合わさったもの)が好きですね。
創作和食みたいな感じです。

クアラルンプール 日本食

マレーシア(クアラルンプール)で日本食レストランをオープンすると、当初は目新しさだけで集客は可能である。
そこから末長く愛される店舗に関してのヒントをいただけた今回のインタビュー。

日本食レストランとしての軸足を在日本人、ローカル、その両方と力点の置き方次第で変わるマネージメントの参考にしていただけると幸いである。

店名:minori(稔)みのり
住所:1st Floor, The Royal Chulan, 2, Jalan PJU 7/3, Mutiara Damansara, 47810 Petaling Jaya, Selangor
Tel: 03-7959 9099
Facebook:https://www.facebook.com/minorijr/
営業時間:12:00-14:30、18:30-22:00

 

 

この記事を書いた人(著者情報)

kanan_kiri

マレーシア在住の主婦ライター。日本で求人広告代理店、各種雑誌、ローカルペーパーなど紙媒体取材ライターを経てフリーランスに。現在はWeb媒体を中心に活動中。

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