ホーム >  カンボジア > 【カンボジア】居酒屋というより、ごはん処!?ファミリー層で賑わうカンボジアの「和民」

【カンボジア】居酒屋というより、ごはん処!?ファミリー層で賑わうカンボジアの「和民」

  • 友だち追加

watai_main

アジア圏を中心に海外で100店舗近く展開中のワタミグループ。
ここカンボジアにおいても、2014年に居食屋「和民」の1号店がオープンしています。

他居酒屋チェーンのビッグネームは依然進出していないカンボジアで先陣を切って出店し、安定した人気を誇る秘密はどこにあるのか?

レポートしたいと思います。

カンボジア人のハートを掴み、イオンモール開業時から盛況を維持

watami_01

2014年、カンボジアの一大ビッグニュースとなったのが、同国初の巨大モールとなるイオンモールのオープン。

「和民」1号店は、イオンモール開業と同時にモールテナントとして出店されています。
(以前こちらの記事でも紹介させていただきました。『カンボジア最大級のショッピングモール、イオンモールプノンペンに行ってみた』 http://e-asean.net/5480

現地の運営企業は、日本全国でデリバリー事業を展開する株式会社デリズ(本社:福岡県)とWatami International Co., LTD.(本社:香港)とが合弁で立ち上げた現地法人Delis Watami Cambodia Co. Ltd.。

86坪142席(2014年6月 ワタミ株式会社 プレスリリースより)の店舗は、イオンモールグランドフロアに設けられたオープンカフェゾーンに位置しています。

所得水準は年々上がっているものの、未だ日本食カテゴリー自体が浸透過程にあるカンボジア。
消費者のニーズを的確に捉えたメニュー提供、価格設定を行っていくのは決して容易ではなく、現在までにイオンモール内の多くの日系飲食店が撤退を余儀なくされました。

そんな中、「和民」はカンボジア人顧客をしっかりと取り込み、オープンから3年以上経った今も盛況です。

スタッフの方にお聞きすると、現在、顧客の8割はカンボジア人とのこと。

「和民」ブランドを裏切らない品質管理と徹底したローカライズ

watami_03

和モダンテイストの内装が施された店内は、日本の「和民」の雰囲気を忠実に再現。

日本同様のクオリティで提供された料理を楽しむことができますが、メニュー構成はかなりローカライズされています。
日本の「和民」に比べ、居酒屋よりごはん処といった印象が強い内容で、定食・セットメニューが充実。

あくまでメインターゲットはカンボジア人であると思われますが、日本人マネージャー管理のもと、現地スタッフもキビキビと接客しており、いわゆる「日本の居酒屋」が恋しくなった日本人が訪れても十分に満足できるでしょう。
居酒屋ならではのデザートメニューも揃っています。

スタッフの方によると、カンボジア人に人気のメニューは「スパイシートマト鍋」や「サイコロステーキ」、ピザメニューなど。ランチでは卵でとじたメニューも好評だそう。

この記事を書いた人(著者情報)

HARU

2015年よりカンボジア・プノンペン在住。
現地企業に勤務後、フリーランスライターに転向。
カンボジアの飲食、旅行、アート、カルチャー関連の取材・インタビュー記事を各種メディアに寄稿中。

▼詳細プロフィール
https://lifeart-gallery.com/haru_profile/

  • 友だち追加
海外展開にご興味ある方は
なんでもお気軽にご連絡ください。
> 24時間受付OK> 24時間受付OK

メインメニュー

教えてASEANコラム

お問い合わせ

お電話でのお問い合わせ
WEBでのお問い合わせ

人気記事ランキング

新着記事

国別で記事を探す

おすすめキーワードで記事を探す

ライター紹介

G-FACTORYグループは、ASEAN進出を目指す飲食店オーナー、
外国籍人材の採用を検討している飲食店様を全面サポートいたします。