ホーム >  タイ > 【タイ】【ペンのASEAN紀行】ジョイントチケットで行く未開リゾート・サムイ島

【タイ】【ペンのASEAN紀行】ジョイントチケットで行く未開リゾート・サムイ島

LINEで送る
Pocket

2018-02-25 10.17.47

タイ湾のはるか南西。
スラータニー県の沖合に浮かぶ四角形を潰したような島が、タイ南部の観光地サムイ島。
アーントーン諸島海洋国立公園の海域に面しており、エメラルドグリーンのビーチを活かした観光業が盛ん。
島に渡るための交通手段が少なく、秘境感いっぱいなことも人気の一因となっている。
近頃は島で結婚式を挙げる日本人も見られるようになってはいるが、日本食店もほとんどない未開の地。
そんな魅惑の島をこのほど訪ねた。

2018-02-25 08.22.49

バンコクからサムイ島に渡るには、スワンナプーム国際空港国内線からバンコクエアウェイズ機もしくはタイ国際航空機に搭乗し、サムイ空港に直行する方法が最短だ。
飛行時間は1時間ほど。
空港施設全体がバンコクエアウェイズ社の私有地であることから長らく同社が独占運航していたが、10年ほど前からタイ国際航空と一部の海外航空会社に開放され、就航が可能となった。

 

とは言うものの、運行便数は1日当たり20往復以上あるバンコクエアウェイズに対し、タイ航空のそれは2往復程度。
国際線の乗り入れがあるシンガポールのシルクエアーなども同程度の就航であり、同社の絶対的優位には変わりはない。
バンコクエアウェイズを使用しなければサムイ島に渡ることができないと考えている旅行者も少なくないのが実情である。

2018-02-25 08.22.33

事実上の独占状態にあるため、運賃もかなりの高額だ。
格安航空会社(LCC)の浸透でプロモーション時には片道500バーツ(税諸費用込み、1バーツ=約3.3円)から搭乗できるようになったタイの国内航空路線にあって、サムイ島への直行チケット代は片道だけでも約5,000バーツもかかる。
同じ南方の観光地なら1,000バーツ台から格安直行便の存在するプーケットに軍配が上がるのも無理はない。

 

だが、そうした不利な条件を押しても人気の高いアジアンリゾート「コ・サムイ(タイ語でサムイ島の意)」。
島から見る夕暮れの姿はカップルたちを魅了させ、欧州などからの訪れる旅行者は後を絶たない。
リゾート地の人気ランキングでも常に上位にあるのが、ここサムイ島なのである。

スクリーンショット 2018-03-05 09.42.49

こうした状況を少しでも打開しようとLCC各社が始めたサービスが、近隣空港を活用した航空機とミニバス(ロットゥー)、船(フェリー)の三者をジョイントさせたチケットサービスだ。
LCC大手のエアアジアとノックエアなどが販売を手掛ける。
料金は総額で直行便の3分の1から4分の1。
破格の料金で島へ渡ることができる。
今回、エアアジアのサービスを使って現地を訪ねてみた。

2018-02-25 08.22.07

向かったのは2月中旬のことだった。
バンコク・ドンムアン空港を午前6時50分に離陸するナコーンシータマラート空港行きFD3188便に搭乗。
1時間15分ほどでナコーンシータマラート空港に到着した。
到着ゲートの正面では職員らが名簿を携え、乗客を待ち構えていた。

2018-02-25 10.45.37

空港では、案内されるままに定員16人ほどのミニバスへ。
今度は1時間ほどかけてスラータニー県北東のドンサク埠頭を目指した。
狭い車内ではあったが、天候も良く快適な旅。
埠頭の乗船カウンターでも職員が到着を待ち受けており、名簿から記者(筆者)名を難なく見つけてくれた。

2018-02-27 06.46.50

いよいよ島へ。
約1時間半のフェリーの旅。
船は1階部分が車両、2階以上が乗客席。
エアコン完備の客室の座席数は少なく見ても500以上はあり、近くに売店も備え付けられている。
デッキへの出入りも自由で、船はゆっくりと進行しながらサムイ島を目指した。

2018-02-25 12.28.10

リパノイ埠頭に到着したのは午後0時30分。
ドンムアン空港を発ってから6時間20分が経過していた。
この所要時間を長いと感じるかどうかは人にもよるが、2日後の復路も合わせて料金は総額2476.3バーツ。
直行便の4分の1という破格の値段に、選択肢の一つとなることだけは確かだ。

チャウエンビーチ_180228_0006

ここから先は、乗り合いバンかタクシー、レンタカーかレンタバイクで中心部を目指すことになる。
交通機関は、空港であるいは到着後に選ぶことができる。
島の市街地は東海岸に集中しており、サムイ空港周辺の北東エリアが「チャウエンビーチ」、南へ道なり約7キロ、峠を越えた先が「ラマイビーチ」だ。
この2つのエリアに、大半のホテルや飲食店などが集中している。

チャウエンビーチ_180228_0010

両ビーチとも欧米人を多く見かける。
ここでは日本人も含め、アジア人はそれほど目にしない。
ラマイビーチで特にそれは顕著だ。
レストランもタイ料理のほかは、ウエスタンや欧州料理が中心で、中国料理や韓国料理がわずかに点在するだけ。
地元関係者によれば、ラマイビーチに現在1店舗、チャウエンビーチには10年ほど前に日本食レストランがあっただけだという。

チャウエンビーチ_180228_0005

島の朝はゆっくりだ。
夜が遅いため、午前中の通りは閑散としている。
のんびりとテラス席で、ブランチを楽しむ旅行客も少なくない。
ようやく昼近くとなって飲食店や土産物店がそろって開店を迎えるころ、人通りはようやく本格化する。

2018-02-26 17.43.07

島の中心部にはジャングルが広がり、ナームアンの滝などの瀑布も見ることができる。
美しい浜辺と島内観光、ゆっくりとした時間の流れ。
トータルの所要時間はかかるが、ジョイントチケットを利用した南の楽園を目指す旅も、そう悪くはない。

チャウエンビーチ_180228_0014

LINEで送る
Pocket

海外展開にご興味ある方は
なんでもお気軽にご連絡ください。
> 24時間受付OK> 24時間受付OK

メインメニュー

教えてASEANコラム

お問い合わせ

お電話でのお問い合わせ
WEBでのお問い合わせ

フォローはこちら

人気記事ランキング

新着記事

国別で記事を探す

おすすめキーワードで記事を探す

ライター紹介