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【シンガポール】街の喧噪から離れられる、ケッペル島

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シンガポールの島といえばセントーサ島だが、実はそのとなりに小さな「ケッペル島(Keppel Island)」という島があるのをご存知だろうか。

地下鉄MRTのハーバーフロント駅からほど近い大通りのTelok Blangah Roadから一本道を入ったところが、このケッペル島。

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ここはシンガポール有数の政府系コングロマリット、ケッペル・コーポレーション(Keppel Corporation)のプライベートアイランド。
ケッペル・コーポレーションは、海上石油掘削装置の建造大手で純利益は約1,250億円(2016年通期)。

ケッペル島があるケッペル湾は、13世紀からマラッカ海峡や南シナ海からの水路として使われてきたそう。
そして、19世紀諸島にスタンフォード・ラッフル卿がシンガポールの初めての住民として任命したウィリアム・ファーカーがこのケッペル湾を見つけたといわれている。

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(参考:Marin at Keppel Bay

19世紀半ばには船の建造や船の修理のための埠頭として使われていたため、にぎわっていたそう。
Patent Slip and Dock Companyが1870年にオープンしたDock No.2も当時作られたもので、今では高級コンドミニアムCaribbeanの一部として残っている。

ケッペル島はもともと「幽霊島」という意味のある「Pulau Hantu」と呼ばれていたがさすがに響きも悪かったため、1983年に名前を新たに現在のケッペル島とし、2008年の周辺のリゾート開発とともにヨットハーバーとして高級住宅で知られるようになった。

島はケーブルによって吊るされた橋でシンガポール本土とつながっている。
この橋は2008年に完成しており、ケーブルタイプの吊橋としては全長250メートルとシンガポールで最長。

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ケッペル島の象徴的な風景はこちらの湾。
ヨットが並びなんとなくリゾート感が漂う。
Marina at Keppel Bayではヨットのチャーターも可能。
8人まで乗船可能なEndeavour&Ventureなら、平日2時間706SGDから。
また、ヨットのプライベートレッスンなども行っている。

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