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【シンガポール】シンガポールのトレンドフードから見るシンガポリアンの健康意識

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ヘルシーフード大国と思いきや、実は糖尿病患者の多さが課題に

「ヘルシーな料理を提供するお店がこんなに沢山あって、シンガポールはなんて健康な国なんだ!」と思いきや、実は糖尿病罹患率が非常に高いことが近年シンガポールで問題になっています。

それもそのはず。
シンガポール人はとにかく甘いものが好き。

シンガポールで市販のお茶やソフトドリンクを購入すると、その甘さにびっくりすることでしょう。

シンガポールの定番朝ごはん

破壊的カロリーのフード「カヤトースト」(パンにバターとカヤジャムをたっぷり塗った甘~いパン)

コーヒーに、砂糖とコンデンスミルクを「これでもか!」というくらい入れた「Kopi-O」など、

とにかくハイカロリーなドリンクやスイーツが多い!

そんな中、昨年2017年8月の建国記念日の首相演説において、「健康的な生活のススメ」という演説がなされ、話題となりました。

特に首相からの指摘を受けたのが清涼飲料水。
2020年から、砂糖の含有量を12%未満に制限するという規制が導入されることが発表されました。

食事制限ではなく、運動と食事で健康的なボディーを

このような状況だからこそ、国民(特に若い人たち)の健康に対する意識は高まっており、自分の身体状態に合わせた料理をオーダーできる「カスタマイズ・ボウル」を提供する店が増えてきているのでしょう。

また、近年シンガポールではヘルシーフードだけでなく、エクササイズも人気になっています。

街を歩けばそこら中にジムがあり(日本で流行中の B-monster みたいなものも)、

朝や夕方にはヨガやワークアウトなど、様々なイベントが街のいたる所で開催されています。

また、「KFITというアプリがあり、月会費約8千円を支払って会員になれば、提携ジム(ダンススクールやヨガスタジオ等を含む)に月10回通うことができます(好きなだけ通えるプランもあり)。

ちなみに日本だと「太っているからジムに行く」「痩せていれば運動しなくていい」という考え方がメジャーですが、シンガポールでは「筋肉をつけるためにジムに行く」「リフレッシュするために運動する」というのが一般的な考えです。

街中でランニングしている人たちは、男女問わず皆魅力的な身体の持ち主です。

食事制限等の無理なダイエットではなく、運動と栄養バランスの取れた食事で、健康的な身体を手に入れる。

そんな理想的なライフスタイルが、ここシンガポールにはあります。

 

 

 

この記事を書いた人(著者情報)

saho_komatsu

世界の食トレンド情報をはじめ、食マーケットを取り巻く情報を発信するサイト「Foody Style」代表。
趣味は「mog mog trip」で、海外の人気グルメや現地でしかできない食文化体験を求めて、世界20カ国以上の国を訪れている。
現在はシンガポールに住み、東南アジアの食トレンド情報を発信中!

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