ホーム >  ミャンマー > 【ミャンマー】ミャンマーで突如流行のスイーツ。販売場所と時間はFBでチェック&ゴー!

【ミャンマー】ミャンマーで突如流行のスイーツ。販売場所と時間はFBでチェック&ゴー!

  • 友だち追加

分厚いクリームが高級感の要

しかし、何より人気を博した理由はその味だ。
アンブロジアのオンノオターグーは従来品と3つの点で異なっている。
ひとつは甘さを控えめにしていること。
健康志向が芽生えつつあるヤンゴンの富裕層の嗜好に合致している。

次に、できたてを販売していること。
従来のオンノオターグーは前日から仕込むため、市場などで販売する頃にはすっかり冷めて固くなっている。
冷たくても十分おいしいが、暖かい焼きたての方がよりおいしいに決まっている。

ココナッツミルククリームがたっぷりのアンブロジア製オンノオターグーの断面
ココナッツミルククリームがたっぷりのアンブロジア製オンノオターグーの断面

最後にして最大の相違点は、ココナッツクリームとタピオカとの比率。
従来品はタピオカの塊の上に薄くココナッツミルククリームが乗っていたが、アンブロジアのものは比率が半々か、ともすればクリームの方が分厚い。
たっぷりと使ったココナッツクリームに、ミャンマー人は高級なイメージを抱いているようだ。

伝統料理&スイーツを見直す流れ

ここ1、2年のミャンマー飲食業界では、伝統的なミャンマー料理を見直す気運が高まっている。
伝統料理をお洒落な空間と盛り付けで提供したり、これまであまり日が当たっていなかった地方の郷土料理をフューチャ―したり。
スイーツ分野では、これもミャンマーを代表する伝統菓子のひとつである、米で作る羊羹に似た「サヌウィマキン」をショートケーキのように美しくデコレーションして出すカフェ「サルウィーン」もヒットしている。
今回のオンノオターグーの大ヒットも、こうした流れの一端にあると言えそうだ。

サルウィーンは伝統菓子をモダンに盛り付けて提供
サルウィーンは伝統菓子をモダンに盛り付けて提供

 

 

 

この記事を書いた人(著者情報)

maki_itasaka

日本でのライター業を経て、上海(中国)およびハノイ(ベトナム)にて計8年にわたり、現地日本語情報誌の編集に従事。同時に、日本で出版される雑誌や書籍、ガイドブック、ウェブにも寄稿するかたわら、取材コーディネートや企業リサーチにも携わってきた。ヤンゴン在住4年目。

  • 友だち追加
海外展開にご興味ある方は
なんでもお気軽にご連絡ください。
> 24時間受付OK> 24時間受付OK

メインメニュー

教えてASEANコラム

お問い合わせ

お電話でのお問い合わせ
WEBでのお問い合わせ

人気記事ランキング

新着記事

国別で記事を探す

おすすめキーワードで記事を探す

ライター紹介

G-FACTORYグループは、ASEAN進出を目指す飲食店オーナー、
外国籍人材の採用を検討している飲食店様を全面サポートいたします。