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【ミャンマー】ヤンゴン初の路面フードコートの注目は、庶民屋台の高級化

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ここ最近、ヤンゴンっ子の話題をさらっているのが、ミャンマー初の路面フードコート「ラーショー・ナイトマーケット」だ。
人気を分析してみたい。

LASHIO Nightmarket 住所:66 Waizayandar Rd., South Okkalapa Tsp., Yangon 電話:09-7501-05023 営業時間:11:00〜24:00(店により異なる)
LASHIO Nightmarket
住所:66 Waizayandar Rd., South Okkalapa Tsp., Yangon
電話:09-7501-05023
営業時間:11:00〜24:00(店により異なる)

最初のフードコードはミャンマープラザ?

ミャンマーの最大都市ヤンゴンに最初にできたフードコートは、2015年12月にオープンした複合商業施設「ミャンマープラザ」内のものだったと記憶する。
ショッピングセンター「ユザナプラザ」にもフードコートと言えなくもない飲食店街があるが、テーブル席が並ぶ広いスペースを囲んで各店のカウンターがずらりと均質に並び、別々の店で注文した料理を同じテーブルで食べられるタイプのモダンなフードコートはなかった。

典型的なショッピングセンター内のフードコート。ジャンクションシティの「フードストリイート」
典型的なショッピングセンター内のフードコート。ジャンクションシティの「フードストリイート」

また、入口であらかじめ専用カードにお金をチャージし、各店の支払いはそのカードで行うという形式を取り入れたのもミャンマープラザが最初。
その後オープンした大型ショッピングセンター内のフードコートはほぼすべて、この方式を採用している。

中間層が多く住む注目のエリアに出店

「ラーショーナイトマーケット」がこれまでのフードコートと違うのは、路面店ということ。
ショッピングセンターの外にある単独のフードコートとしてはミャンマー初だ。
中間所得層が多く住む市街東北エリアにあり、富裕層が住むバハン地区からも車で来やすい。
同店が面するワイザーヤンダー通りは、ここ2、3年で次々と大型人気店が誕生している注目のエリアでもある。

ラーショーナイトマーケットのダイニングエリア
ラーショーナイトマーケットのダイニングエリア

何よりも、同店はテナントのラインナップが新鮮。
ショッピングセンター内のフードコートはテナント料が高いせいか似たような大資本系の店が多いが、ラーショーナイトマーケットには、これまで見かけなかった店が多く出店している。
屋台もいくつか並び、ここで注文した料理もフードコートのテーブルで食べることができる。

メインの建物の外に並ぶ屋台
メインの建物の外に並ぶ屋台

流行を押さえたテナントのラインナップ

テナントを見渡すと、ベトナム料理店、シャン族料理店、東部シャン風バーベキュー店、モン族料理店、カチン族料理店、ベイッ(ミャンマー南部)料理&タイ料理店、ミャンマー家庭料理店、串揚げ店、マーラーシャンコー専門店、豚モツのビュッフェ店となっている。

マーラーシャンコーは当サイトでも紹介した、この1、2年ヤンゴンを席巻している流行料理で、郷土料理や少数民族料理も最近の流行りだ。
さらに、人気ケータリングデザート「アンブロジア」のスイーツも扱うなど、トレンドをまんべんなく抑えた絶妙なセレクトだ。

購入しにくい「アンブロジア」のデザートも買える
購入しにくい「アンブロジア」のデザートも買える

注目は串豚モツのビュッフェ店

中でも注目は串豚モツを高級化した「シャーレーレー」。
現地でワッタードゥトゥと呼ばれる豚の内臓の串刺しを、客自身が煮え立つ鍋で火を通しながら食べる屋台料理で、庶民料理中の庶民料理だ。

路上のワッタードゥトゥ屋台
路上のワッタードゥトゥ屋台

ミャンマープラザにあるレストランが店の一画でこの料理のコーナーを設けている以外は、路上の屋台でしか見かけない。
基本1串100チャット(約7円)で、20本も食べればお腹がいっぱいになる。

同店では、客が山盛りのモツ串から好きなだけとって一人用鍋で煮て食べる食べ放題形式で提供し、1人1万2000チャット(約850円)。
屋台では出さないような内臓以外の豚肉や鶏肉も用意し、焼きそばやちょっとしたおつまみも食べられるが、それでも割高感は否めない。

シャーレーレーではモツだけでなく普通の豚串もある
シャーレーレーではモツだけでなく普通の豚串もある

ワッタードゥトゥを高級化するというアイディアは秀逸だが、この内容であれば6000~8000チャット(約430~570円)くらいが妥当な価格と感じる。
ビュッフェスタイルのため、フードコート内でここだけは柵で囲ってあるが、実際、周囲が大混雑でもたいてい空席がある。
今後、同店は価格設定を見直すか、撤退して別の店が入るかの展開になるのではないかと予想している。

一人用の小さい鍋で楽しむシャーレーレーのワッタードゥトゥ
一人用の小さい鍋で楽しむシャーレーレーのワッタードゥトゥ

急激に食のエンターテイメント化が進むヤンゴン。
屋台料理の高級化と路面フードコートという新たな2つの業態が根付くのかどうか。
新しモノ好きのヤンゴンっ子が飽き始める半年後あたりに、その真価が問われそうだ。

 

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