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【ASEAN】日系飲食店、食品メーカーが取り入れられそうな東南アジアフード

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今も昔も老若男女に広く愛されるチェンドル

チェンドルは亜種が東南アジア一帯で見かけられる、安定して人気のある昔ながらのかき氷の一種。

大体がパンダンを加えた緑色の米粉のゼリーと、ココナッツミルク、パームシュガーのシロップをかけるのが基本となっています。

シンガポールとマレーシアのチェンドルは、基本の具に加え甘く煮た小豆が載せてあります。

シンガポールのチェンドル
シンガポールのチェンドル

タイでは「ロートチョン」と呼ばれ、メロンが入っていることが多いよう。

ミャンマーでは「シュエインエー」と呼ばれ、ゼリーには米粉ではなくタピオカを使用し、他に炊いた糯米などの具も入れ、さらにスライスしたパンが添えられます。

インドネシアはたくさんの島からなる広い国なので、ここには書ききれないほどバリエーションが多い模様。

他に、ベトナムでは、好きな具を選んで乗せて食べるかき氷「チェー」の組み合わせの一種として食べられているようです。

日本の飲食店でこれらをアレンジする場合、パンダン風味の米粉のゼリーを抹茶味にしたり、パームシュガーのシロップを沖縄の黒糖や和三盆で作ったものにするなどで和風にできそうですね。

 

以上、東南アジアの広いエリアで食べられていて、日本人が取り入れるのに汎用性があるものを挙げてみました。
エリアを絞ればより面白い食べものが見つかると思います。

昨今、東南アジアで日本食や日本の食品が多く出回るようになり、消費者の興味を引くためには様々な戦略を練らなければならないと思います。
ローカルの間で愛されているものを取り入れる、というアイデアはいかがでしょうか。

この記事を書いた人(著者情報)

パーソン珠美

海外生活10年目、5ヵ国の在住経験があり、現在はシンガポール生活満喫中。さらに40カ国におよぶ旅行体験、元外資系企業勤務経験、そして欧州人夫との国際結婚からのマルチカルチャー経験を生かし通訳をやらせてもらっています。英語力を武器にして、ネット、知り合ったローカルや各国人から聞いた口コミ、ニュースサイト等を駆使し日本人にとって当たり前でない現地情報を元に、楽しく海外生活・旅行を満喫しています!

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