ホーム >  インドネシア > 【インドネシア】キャッシュバックの大盤振る舞いで人気を集める電子決済サービス「Cashbac」

【インドネシア】キャッシュバックの大盤振る舞いで人気を集める電子決済サービス「Cashbac」

LINEで送る
Pocket

asean190201cash1インドネシアは世界的に見ても、非常に大きな国土と人口を有している。

我々はメルカトル図法の世界地図に慣れているが、これは赤道から遠ざかるだけ実際よりも地図が大きくなってしまうという欠点がある。
グリーンランドがオーストラリアよりも大きくなっているのはそうした理由だが、メルカトル地図はそもそも航海者向けの地図である。
緯度と経度が正確であれば問題なかったのだ。

インドネシアはある意味、メルカトル図法の欠点に苛まれている。
この国は巨大で、しかも中央に山脈の走る火山地帯である。
インフラ整備が簡単ではないのだ。

この国でキャッシュレス決済が普及する理由は、こうした背景もある。

4割以上のキャッシュバックも

asean190202cash2今回は現地キャッシュレス決済銘柄『Cashbac』を紹介しよう。

この国でも電子決済サービスの乱立が叫ばれているが、Cashbacはその名の通りキャッシュバックに特化した設計である。

クレジットカードとデビットカードに紐付けでき、利用毎にキャッシュバックが発生するのだが、Cashbacの場合は2割、3割のキャッシュバック設定が珍しくない。
キャンペーン期間に恵まれれば、4割以上のキャッシュバックすらある。

このCashbacは、主に中級以上の飲食店での導入を想定しているらしい。
「中級以上」というのは、個人経営の商店や屋台を考慮に入れた表現だ。
例えば、教えてASEAN.NETでも既に解説したOttoPayの場合は、まさにそのような個人経営店舗に寄り添ったものである。
OttoPayを運営するサリムグループはインドネシア最大の食品企業Indofoodを有し、日々庶民が利用する商店に対して大きな影響力を与えている。
故に屋台経営者に対してリーチしやすい、という背景がある。

それに比べれば、Cashbacはミドルクラス以上の市民を意識しているという趣きだ。

専用アプリにレストラン情報が

Cashbacの専用アプリは、まるで飲食店情報サービスのような設計である。

そこにはCashbac対応店がずらりと並ぶ。
ジャンル毎の区分けももちろんだが、スマートフォンの位置情報機能と連動させれば、表示されている店舗までの距離が分かるようになっている。asean190202cash4Cashbacは「主に中級以上の飲食店での導入を想定している」と先述してしまったが、今更ながらこれは語弊のある書き方かもしれない。
飲食店ではない小売店舗やスパ、衣料品店なども名を連ねている。
ただやはり、Cashbac対応店はレストランが大半だ。

Cashbacそのものを利用しなくとも、アプリに掲載されている飲食店情報だけで充分楽しめる。

Bluetooth決済にも対応

CashbacはQRコード決済の他、ビーコン決済にも対応する。asean190202cash3このビーコン決済とは、要はBluetooth接続を介したシステムだ。
スマートフォンにNFC機能がなくとも利用できる。
NFCスマートフォンは比較的値段が高く、それを買うことができない市民も多い。
しかし、カメラとBluetoothはどのスマートフォンにも必ず搭載されている。

ジャカルタ市内のレストランでも、Cashbacのビーコン端末が目立つようになった。
今後の加盟店舗拡大が期待される銘柄だ。

以上のことから分かるのは、キャッシュレス決済導入による合理化は顧客側に利益として返ってくるということだ。

現金はモノである以上、それを全国隅々に運ばなければならない。
しかし冒頭で述べたように、インドネシアは巨大な火山地帯。
物流のためのインフラ設備が良好な状態であるとは決して言い切れない。

しかしオンラインは、それらの問題を一気に飛び越えてしまう。
キャッシュレス決済が長年に渡り横たわっていた国内問題を解決している、という側面も事実としてあるのだ。
そして合理化に伴うコストカットは、キャッシュバックという形で花を咲かせることができる。

【参考】
Cashbac

LINEで送る
Pocket

海外展開にご興味ある方は
なんでもお気軽にご連絡ください。
> 24時間受付OK> 24時間受付OK

メインメニュー

教えてASEANコラム

お問い合わせ

お電話でのお問い合わせ
WEBでのお問い合わせ

フォローはこちら

人気記事ランキング

新着記事

国別で記事を探す

おすすめキーワードで記事を探す

ライター紹介