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シンガポールのフランチャイズショー、ジャパンパビリオンで日本の教育、飲食業界に熱視線!

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「フランチャイジング&ライセンシングアジア(FLAsia)2016」が10月13日から3日間シンガポールのマリーナベイサンズ・エキスポ&コンベンションセンターで行われ、ジェトロ(日本貿易振興機構)が日本パビリオンを出展。
ASEAN市場でフランチャイズでの多店舗展開を狙う、日本の飲食業態を中心としたサービス業態の中小規模ブランド9社が集結しました。

日本パビリオンは2回目の出展。正面入り口の前を陣取り、日本ブランドをアピール!
日本パビリオンは2回目の出展。正面入り口の前を陣取り、日本ブランドをアピール!

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ジャパンパビリオンに出展した企業のうち8社が飲食ブランド、1社が幼児教室ブランドでした。
「公文式」の成功にも見られるように、日本の教育ビジネスは海外からも大きな注目を集めているようです。
実際、右脳開発系の「七田式」や「へーグル」などがすでにシンガポールに進出している中、右脳を中心に全脳を鍛えるというカリキュラムの幼児教室「コペル」がシンガポールのフェアに初出展。
「日本の幼児教育は世界的に見ても優れていると評価されています。東洋人同士で価値観や考え方が共通する部分も大きいですね」とコペル(本社=東京都港区)の大坪信之社長。
実際にシンガポールだけでなくタイ、インド、インドネシア、マレーシアなど周辺国の来場者との商談も弾んだ様子。
ASEANの各国で多店舗展開するにおいて、まずはマスターフランチャイザーを見つけたいと今回の展示会に出展したそうですが、早くも「実際に見つかりそうですね」と今回の商談に手応えを感じている様子でした。

コペルは日本で1万人近い幼児の教育をこれまで行っているが、20年後には500万人への達成を目指しているという
コペルは日本でこれまで1万人近い幼児の教育を行っているが、アジアを中心としたフランチャイズ展開で、20年後には500万人への達成を目指しているという

各国の人口、子供の数、富裕層の数、教育に対する国民の意識などのデータから割り出し、各国の事情に合わせてマスターフランチャイザーの加盟金を設定したそうです。1600点の教材、8000ページのティーチングマニュアル、250本のトレーニングビデオ、7000枚のテキストブックをすべて現地の言葉に翻訳して教育が行われることになるといい、現地の投資家や実業家との間で、真剣な商談が行われていました。
実際に子供服の販売や教室を経営しているなどといった現地の実業家との商談機会も持てたそうで、具体的に5〜6社が日本に視察しにくる予定だそうです。

具体的な商談を進めていたコペル
具体的な商談を進めていたコペル

飲食業態では「だんごや大丸」(東京・東村山の名物団子)、「さむらいす」(おにぎり)、「麺家いろは」(東京ラーメンショーで5年連続売上高1位を誇るラーメン)、「琥珀」(天丼)、「ベントス」(そばや天丼など北海道発の和食と弁当)、「開高」(北海道発ラーメン)、「NINJAMEN」(CM制作会社が手がける北海道発ラーメン)が各自のブランドをアピールしました。

シンガポールに進出している開高(本社=北海道札幌市)の村田雅裕CEOは、家賃の高騰が原因でオーチャードの有名ショッピングセンターに出していた店舗をクローズ。
「家賃の高騰や人材確保という観点からも、自社だけで多店舗展開するのは難しい」とフランチャイズ展開に乗り出すことに。
マリーナベイエリアの新金融街のビルに出店している店舗をASEANのモデル店と位置づけ、
「シンガポールでは北海道という地名がブランドにもなっている。2年以内に初期投資の回収が見込めることを売りに、現地事情に精通した投資家やビジネスパートナーを見つけて多店舗展開していきたいですね」と話していました。
思いのほかシンガポールに住む中国人や、中国からの来場客とも商談の機会が多かったといいます。
この3日間で60件ほど商談したうち、具体的に今後、商談を続けられそうな相手は10件ほどあると見ているようです。

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串揚げの業態などを日本で展開するキングスノウ(本社=東京都渋谷区)は、シンガポールに3カ月前に進出。
1号店の天丼業態がシンガポール人に大ヒットし、連日大盛況。1カ月で1万人の集客に成功しており、来月には早くも直営の2号店をオープンする予定だといいます。
シンガポール人に大人気の天丼を売りに、フランチャイザーを集めて、出店スピードの加速を狙います。

シンガポールでオープン3カ月経つも、行列が絶えない天丼業態「琥珀」を営むキングスノウ
シンガポールでオープンから3カ月経つも、行列が絶えない天丼業態「琥珀」を営むキングスノウ

サービス業の海外進出において、フランチャイザーを獲得し、多店舗展開を進めていくには、商標や品質管理、ノウハウの流出をはじめ、さまざまな課題が山積しています。
しかしそれだけに、問題解決という観点からも多種多様なビジネスチャンスが転がっているともいえそうです。

例えば全日空商事はシンガポールでサブリース事業に着手しているといい、テナントの一社であるキングスノウの多店舗展開を同社の社員がサポート。
シンガポールの出店を機に新規業態開発した天丼、とんかつブランドのPRを熱心にお手伝いされていました。
全日空商事は今後も日本の中小企業をはじめとした海外出店支援をサブリースという形態で、ASEANにて事業を拡大していく考えだといいます。

「今回の出展で日本だけにとどまらず海外に目を向けてもらい、事業、収益拡大について考える一つのきっかけにしてもらいたいですね」とジェトロ・サービス産業部の馬場雄一主幹
「今回の出展で日本だけにとどまらず海外に目を向けてもらい、事業、収益拡大について考える一つのきっかけにしてもらいたいですね」とジェトロ・サービス産業部の馬場雄一主幹

ジェトロ・シンガポールによると昨年に比べて今年の商談件数は増えているといい、ジャパンパビリオン全体では会期2日目までで200件規模の商談があり、そのうち約10件の成約を見込んでいるといいます。

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