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トイレの回数で減給?!労働者の国、ストライキ国家ベトナム

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ベトナムには多くの日系企業が進出しているが、その中でも製造系企業の多さは群を抜いている。

そんな製造工場がベトナムで常に注意をしなければならない問題の1つに、ストライキがある。

つい先日も中部の工場で1,000人単位の労働者によるストライキが行われ、ベトナムが社会主義国なのだと改めて実感したほどだ。
ベトナム政府が公表する限りでは、2014年に発生したストライキの件数はのべ293件。
年度は異なるが、2011年にたった57件しか発生していない日本と比較するとその差は歴然である。

では、どのような点をベトナム人は不満に感じ、ストライキを行うのだろうか?

その問題は多岐に渡るが、概ね主要なもので言えば

  • 1日にトイレに行ける回数が決まっており、それ以外の時間にトイレに行くと減給処分を科せられる。
  • 生産量が平均量よりも下回ると、社員全員を残して身体検査を行う。
  • 女性の新入社員に対して「今後3年間は妊娠をしない」といった誓約書を書かせる。
  • 契約時の給与額を払わないどころか、退職金も払わない。
  • 社員食堂が不衛生、かつ不味い。

といった点が上げられている。

上記の中でも特に目を引くのがやはり「トイレ」や「食事」に関する項目だ。
確かに、生産ラインがフル稼働している最中に労働者がトイレに立つことで穴が開くのは経営者としては快く思えるはずが無い。
しかし、不測の事態に備えてその分の人員を補充していないのは企業側の怠慢であると労働者側は主張しているようだ。

食事に関しても労働者にとっては非常に重要な問題である。

費用の関係からベトナムでは工場を郊外に建設する事が多いため、その周りには食事をする店が非常に少ない。
そのため、工場で支給される食事は労働者の唯一の楽しみであると言える。
その点を疎かにすると、労働者は大きな不満を感じるようだ。

文化風習が全く異なる海外で、しかも社会の仕組みが根本から異なる社会主義国で外国人と働くのだから、そこに問題が起きないわけが無い。

しかし、たとえ問題が起きようとそれを軽減する事は必ずできるはずだ。

日本のイメージをよりよく維持するためにも、日系企業の皆さまには労働者の目線に立って、良好な関係を築く意識を持っていただきたい。

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