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【HIGH vs LOW】タイと日本を比べてみた~水道光熱費編~

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■ガス代
食器洗浄機やシャワーを浴びる際など、お湯を出すとき日本ではガス給湯器を利用するのが一般的です。
コンロもガスの方が多いですよね。

一方、タイ在住日本人の多くが利用しているコンドミニアムなどの住居では、電気コンロや電気給湯器がほとんどだそうです。
タイは外食文化も根付いているため、自宅で調理をすることがほぼありません。
一般家庭では、ガスを利用しないことがほとんどです。

しかし、飲食店を出店する場合は別ですよね。
ガスを必要とする場合は、前回ご紹介したベトナムと同様、シリンダーと言われるタンクのようなものに入れて、プロパンガスが供給されます。

ベトナム編はこちら→【HIGH vs LOW】ベトナムと日本を比べてみた~水道光熱費編~

それでは、1㎥当たりの業務用ガス料金をチェックしましょう。

ガス(タイ)

東  京:124.96円
バンコク:約149円(42.44バーツ)

※日本の料金は、一般契約料金でガスの使用量は200~500㎥の場合。タイは1㎏当たり(21.22バーツ/kg)の価格。日本と比較するため1kg=0.502㎥(日本LPガス協会の換算表参照)で換算
※日本の料金の参照:東京ガス。タイの料金の出典:JETRO「2018年度 アジア・オセアニア投資関連コスト比較調査」

日本の方が約20円安いです。
前述しましたが、タイでガスを利用するのは飲食店や屋台などです。
そのため、日本よりもガスの需要は少なくなり、価格の高騰につながっているのかもしれませんね。

ちなみに、日本は月額基本料金として1,892円かかりますが、タイにはありません。

 

■水道代
飲料できることから、世界的にも珍しい日本の水道水。
日本人としては誇らしい限りです。

前回ご紹介したベトナムでは水道水を飲むことできなかったため、食器洗浄などで使用する程度でしたが、タイはどうなのでしょうか?

1㎥当たりの業務用水道料金と合わせて確認しましょう。

water

東  京:128円
バンコク:約33円(9.50バーツ)
※日本の料金は11~20㎥、呼び径(メータ口径)13~25mmの場合
※日本の料金の参照:東京都水道局。タイの料金の出典:「2018年度 アジア・オセアニア投資関連コスト比較調査」

日本の約4分の1という結果に。
電気代やガス代と比べて非常に安いですね。
熱帯気候のタイは1年の半分は雨季で、毎日のようにスコールが降ります。
日本は水源が多く水も豊富ですが、タイはそれ以上かもしれませんね。
豊富な水に支えられて、水道代はリーズナブルになるのでしょう。
食器を洗ったり、制服の洗濯をしたり、何かと必要な水道水ですが、たっぷり使用しても安く済みそうです。

ちなみに月額基本料金はタイが約315円(90バーツ)で、日本は384円~2万9,760円と大幅に差があります。
の幅は、1度に流せる水量に関係しています。
店舗の水道メーターに引いている給水管の内径が大きいほど、水量が多くなるため料金に反映されます。

月額基本料金を含めてもタイの方が安いので、水道代に関してはかなりお得に利用できそうです。

ちなみにタイの水道代は、ベトナムと同じように飲料水として使用することができません。
料理に使う水を別途、用意する必要があるとはいえ、タイの水道代は破格と言えそうですね。

 

ガス代以外はタイの方が安いという結果に。
ガス代と電気代は日本との差があまりないため、タイの物価を考えると、かなり高めです。
しかし、水道代は日本よりも大幅に安いためお得に利用できます。

タイでは近年、所得の向上や食事の欧米化などにより、生活習慣病での死亡率が上位を占めています。
健康的な食事というイメージのある日本食需要が、非常に高まっています。
冒頭でもお伝えした通り、そのような背景から日本食店の出店は右肩上がりです。

タイに飲食店を出店する際にご参照ください。
※参照:JETRO「バンコク市民の健康・長寿意識高まる」(2018年5月29日付のビジネス短信)

 

※価格は当社調べ
※1タイバーツ=約3.5円で換算

この記事を書いた人(著者情報)

rin

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