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【ベトナム】自宅で過ごすお供に!注目の発酵飲料メーカー「Lady Buddha Kombucha」創設者インタビュー

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2020年4月時点、ベトナムは新型コロナウイルスの影響で社会的隔離が実施されているため、健康はとても気になります(編集部注:ベトナムでは5月1日以降規制が緩和され、通常の生活が戻りつつあります)。
ダナンをはじめ、ベトナム中部の食品店で販売されている「Lady Buddha Kombucha」(レディ・ブッダ・コンブチャ)は在住者に人気の健康飲料メーカーで、小売店などでも気軽に買うことができます。
全ての材料をコールドプレスして時間を掛けて作っているため、身体にうれしい効能がたくさん。
今回は「Lady Buddha Kombucha」の創設者で、オーストラリア出身のBenさんとベトナム・ダナン出身のNguyenさんにお話を伺いました。

ちなみにコンブチャとは、紅茶に酵母菌などを加えて発酵させた健康飲料です。

左:Nguyenさん、右:Benさん
左:Nguyenさん、右:Benさん

記者:ベトナム進出までの簡単な経歴を教えてください。
Ben氏:以前は、オーストラリアで6年間、水泳教室のCEOをしていました。
180名以上のスタッフを抱えており、仕事自体は充実していたものの体調不良が続くように。
2017年に「生活スタイルを変えたい」と思い、ベトナム・ダナンに移住したのがきっかけです。
ダナンは新たな生活をするには良い街でしたが、移住当初はオーストラリア時代と変わらず慢性的な胃痛に悩んでいました。
しかし、Nguyenさん(現パートナー)の作るコンブチャを飲み続けたところ、胃痛が改善されたのです。
オーストラリアでも市販のコンブチャを飲んでいましたが、身体の反応がまったく違ったことに驚きました。
彼女のコンブチャのファンになり、ビジネス拡大を手伝うように。
販売システムなどを手伝っているうちに、一緒に会社を立ち上げないかと誘われたのが、きっかけです。
ダナンに来た当初はリラックスすることが目的で、すぐに仕事を始めるつもりはなかったため最初は悩みましたが、本当に素晴らしい商品であることと彼女の人間性にひかれ、2017年10月に「Lady Buddha Kombucha」を設立しました。

記者:「コンブチャ」を作り始めたきっかけは何ですか?
Nguyen氏:私の父は養蜂農家、義母は生姜農場を経営しており、その影響から長年「食」について関心がありました。
また、マインドフル・イーティング(※)や発酵食品による健康効果に興味があり、妊娠を機に2014年当時アメリカのカリフォルニアで人気になっていた「コンブチャ」に着目し、自分や家族のために作り始めたのがきっかけです。
試行錯誤しながらコンブチャの醸造について数年学び、現在の「コンブチャ」ができました。

(※)「早食い」や「ながら食べ」をせず食事に集中すること。「食べる瞑想」とも言われる思想。

LB Kombucha.3
左からTurmeric Kombucha、Gingerbeet Kombucha、Spirulina Kombucha

記者:どのようなお客様がいらっしゃいますか?
Ben氏:「コンブチャ」の知名度から欧米人のお客様が多いですが、パートナーショップの拡大や、さまざまな地域で行われているファーマーズマーケット(農家の方が直接販売する市場)などを通して、ベトナム人やその他アジア圏のお客様にもご愛飲いただいています。

記者:どちらで購入できますか?
Ben氏:ダナン市内では食品店ですと、Joly Mart、Vita Mart、Healthy Farm、Nongpro Organic Foods、An Phu Farm、Moon Milk。
レストランですと、Roots Plant-based Cafe、Mud Bistro、Bikini Bottom、Breadnsalt Cafe、Six on Six、Jeremy’s Kitchen
宿泊施設ですと、Hyatt、The light Houseで購入することができます。
その他、ベトナム中部と南部の間にあるホイアンや、ダナンから車で3時間程のフエ、ホーチミンでもお取り扱い店舗があります。

※編集部注:Roots Plant-based CafeとJeremy’s Kitchenは、以前も紹介しています。詳しくはリンクをご参照ください

この記事を書いた人(著者情報)

寺内真実

1年ホーチミン、8年以上ダナン在住。
中央大学卒業後は金融系(FP2級)、医療系の会社に勤務。
「暑い国に住みたい」と勢いで渡越し、現地の日系旅行会社を経て、現在は現地サービス業とライター業をしている。
写真は生後1週間で保護した愛猫“大福”と。
著書▼
「癒しのビーチと古都散歩ダナン&ホイアンへ」イカロス出版
※電子版はこちら
関連Webサイト▼
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