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山小屋らーめんの展開からバンコク最高峰のおまかせ鮨まで ガストロノームグループ

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バード(アルバート・トンチャイ・メーキンタイ)やチョンプー(アラヤー・アルバータ・ハーゲート)などタイの国民的歌手や人気女優らが連日のように訪れ、バンコクで最も予約が取れないおまかせ鮨店と言われる珠鮨(たますし)。
2006年からバンコクでとんこつラーメンブームを起こすきっかけを作った筑豊らーめん山小屋のフランチャイズ展開。
海南鶏飯が名物でシンガポールで人気の文東記(Boon Tong Kee)のフランチャイズ店をバンコクで展開し大繁盛。
これら全てを運営するのがガストロノームグループ。

今回はバンコク飲食業界の仕掛け人として話題のガストロノームグループのビラワット・ダンスブトラ代表にインタビューを実施した。

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【筑豊らーめん山小屋】

Q:筑豊らーめん山小屋の展開について教えてください。

A:ガストロノームグループは2003年8月15日に設立し、Le Vendomeというフランス料理店をスクンビット31で開業しました。
美味しい食材を求めて世界を回っていたのですが、2005年に九州の製粉工場へ商談に行った際、筑豊らーめん山小屋(以下、山小屋)を運営するワイエスフード株式会社の緒方正年会長(ワイエスフード株式会社の創業者で当時社長、現在の顧問。YAMAGOYA(THAILAND)CO.,LTD会長)をご紹介いただきました。
とんこつラーメンの美味しさと共に緒方会長の飾らない気さくな人柄に感動し、山小屋のフランチャイズをバンコクでさせて欲しいとお願いしました。

緒方会長にもすぐに市場調査の為にバンコクまで起こしいただき、当時バンコクで8番ラーメンさんが人気になっている中で、タイ人にとんこつラーメンを食べてもらいたいという思いを共有し、2006年にYAMAGOYA(THAILAND)CO.,LTDをワイエスフード株式会社、太陽製粉株式会社、私、そして、シンハービアグループのBoonrawd Brewery 社、サンティ・ピロムパクディ氏の共同出資他で合弁会社を設立、トンローに1号店をオープンしました。

2006年筑豊ラーメン山小屋タイ1号店オープン当時
2006年筑豊ラーメン山小屋タイ1号店オープン当時

Q:1号店のオープンから現在までいかがですか?

A:1号店のオープンまではとても順調に進みました。
トンローにした理由はやはり日本人の多いエリアであり、本物のとんこつラーメンを提供することでまずは日本人のお客様にたくさんお越しいただけるようになること、続いてそれを知ったタイ人のお客様が来ていただければという思いがありました。
当時、8番ラーメンさんが49バーツでラーメンを提供している中で、一杯160バーツという金額設定には勇気がいりました。
しかし、予想以上に繁盛し、現在では、直営店、フランチャイズ店合わせて14店舗展開しています。
YAMAGOYA(THAILAND)CO.,LTDではASEANでの筑豊ラーメン山小屋の展開権を持ち、昨年5月にはミャンマーのヤンゴン空港でオープン致しました。
今後、いい物件があればASEAN各国で展開していきます。

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また緒方会長とのご縁から、2009年にソフトクリーム総合メーカーのNISSEI(日世株式会社)のタイでの販売代理店となり、Hokkaido Softなどのブランド名でサイアムパラゴンやエンポリアムなど6店舗展開する他、卸売も行なっています。

Q:山小屋のオープンのあと、とんこつラーメン店だけでなく日本各地のラーメン店が進出し、バンコクは大激戦区となってしまいました。

A:はい。
味のスタンダードをしっかり守り、サービス、接客をしっかり行うことで、顧客満足を高め、常連のお客様を離さないという当たり前のことをしっかりやって行くよう心がけています。

 山小屋のとんこつラーメン
山小屋のとんこつラーメン

【炉端焼き 伽羅珠】

Q:高級炉端焼き伽羅珠(KARATAMA)、そしてバンコク最高峰と言われている珠鮨(Tama Sushi)について教えてください。

A:山小屋ラーメンさんとのご縁もあり、日本へ行くことが増えたのですが、職業柄、美味しいものを求めて日本全国を食べ歩くようになりました。

伽羅珠店内
伽羅珠店内

そんな中、丁寧かつ元気のよい接客で評判の東京の炉端居酒屋に入り、そのスタイルと雰囲気が好きに。
ぜひタイでやりたいと2012年にオープンしました。
カウンター10席とテーブルが3つの小さなお店です。
食材の9割を築地などから週2回空輸するなど厳選した超高級店でした。
しかし、元気のよい接客はタイの富裕層のお客様にはうるさいとあまり馴染まず、客単価もかなり高く設定していたため、接客スタイルを改め、食材のクオリティを落とすことなく客単価を2,000バーツ前後に設定し、タイ人のお客様が気軽に入りやすい雰囲気にしました。
オープンして5年になりますがおかげさまで繁盛を続けています。
タイ人と日本人のお客様の割合は大体半々といったところです。

【珠鮨】
日本で美味しいものを求めて食べ歩く中でも鮨が大好物なのですが、おまかせ鮨に魅了され、名店と言われる店を巡るように。
お店の予約に合わせて飛行機を予約するほどになってしまいました。

珠鮨 店内
珠鮨 店内

バンコクでは空前の鮨ブームが起こり、ミシュラン星を持つ銀座鮨一さんがオープンするとしばらく予約が取れないような状況でした。
私は自分がいつ行っても満足することのできるおまかせ鮨の店を持ちたいと1年半前から準備を開始しました。
カウンター6席だけの小さなお店です。
しかし、お店が出来上がったというのに、鮨職人が見つからない。
6名くらい面談と試食を繰り返したのですが、この人はと思える方になかなか出会えませんでした。
そんなある日、バンコクの鮨屋さんに行くと首藤さんがいました。
実は首藤さんには2年ほど前、彼が別の鮨店で働いている時に一度だけ握ってもらったことがあったのですが、一度しか来たことのない私の利き手(左利き)や好みをしっかりと覚えていてくれました。
鮨の味や技術、そして人間性を含めて首藤さんしかいないと思い、彼に全て任せるからとお願いして珠鮨に迎えることが出来ました。

実際にオープンしてみると、常に向上心がありクリエイティブな彼の鮨や、細部までのこだわり、お客様に対する気遣いや謙虚さなどが、タイ人セレブをたちまち魅了し、話題となり、おかげさまで現在の状況を迎えることとなっています。

珠鮨には連日タイの有名人が訪れる。
珠鮨には連日タイの有名人が訪れる。

Q: 私(記者)も1年前から予約しようとしているのですが全く取れないです。
バード(アルバート・トンチャイ・メーキンタイ)やチョンプー(アラヤー・アルバータ・ハーゲート)などタイの国民的歌手や人気女優らが連日のようにFacebookにアップしていて本当に凄いですよね。

A:ありがとうございます。
おかげさまで私自身も予約が取れないような状況です(笑)
3月からシステムを改めてネット予約が出来るようになりましたので比較的予約しやすくなると思います。

【文東記 -Boon Tong Kee-】

Q:文東記の展開について教えてください。

A:ガストロノームは日本食だけでなく、世界中の美味しいものをバンコクで提供したいという思いでやっていますが、海南鶏飯が名物の文東記もその一つ。
タイにおけるフランチャイズ契約を締結し、5年間で10店舗展開することを目標にしています。

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文東記はシンガポールでは名物のチキンライスを売りにしていますが、美味しいアラカルトメニューが充実したファミリーで楽しめる大衆価格のレストラン。
またタイには国民食のカオマンガイ(タイチキンライス)もあり、値段もチキン1人前90バーツ、ライス30バーツ、客単価を300バーツ程度に設定し、シンガポールと同様のマーケットを狙いました。
こちらは2015年にラマ3地区のThe UP Rama3モールに1号店をオープンした他、セントラルピンクラオ、セントラルイーストビレ、スクンビット49の現在4店舗展開していますがどの店も好調に推移しています。

名物の海南鶏飯(シンガポールチキンライス)
名物の海南鶏飯(シンガポールチキンライス)

Q:今後の展開について教えてください。

A:これからも世界中の美味しいものをバンコクで提供するという思いのもと事業を進めて参ります。
もちろん日本食も含めていいお話があればぜひ検討したいですね。

記者:ありがとうございました。

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ガストロノームグループ
住所:U Chu liang Building, Rama IV, Silom, Bangkok 10310 Thailand.

ガストロノームグループのウェブサイト
http://www.gastronomegroup.com

筑豊ラーメン山小屋 タイランドのウェブサイト
http://www.yamagoyathailand.com

伽羅珠のウェブサイト
http://karatamarobatayaki.com

珠鮨のウェブサイト
http://tamasushibangkok.com

文東記タイランドのウェブサイト
http://boontongkeethailand.com

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