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【タイ仕掛人インタビュー】タイ加工食品等の輸出入販売業「アライド・コーポレーション」代表、氏家勇祐さん

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Q:氏家社長とタイとのつながりは何ですか?

A:私はアライド・コーポレーションの社長を2001年に実父から引き継ぎました。
父はそれ以前、商社に勤務しており、半世紀以上も前からタイと関係がありました。
一方、母もタイと深く関わりを持っており、タイ料理研究家の第一人者です。
著書も7冊もあります。
こうした家庭で育ったものですから、私の中にも幼いうちから「タイ」がいつも存在していました。

大学では貿易学を専攻し、22歳の時にタイに語学留学しました。
将来はタイと関係のある仕事に就くのだろうと漠然と考えていました。
そうした時、当時社長だった父が倒れ、長男である私が後を継ぐことになったのです。
それからは無我夢中でした。
オリジナルブランドの立ち上げ、仕入れ先の拡大など、仕事一筋で来ました。

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タイに初お目見えした石焼き芋。物珍しそうに関心を集めていた。

Q:どんなご苦労がありましたか。

A:商慣習の違いには立ち往生しました。
例えば、タイでは見ず知らずの者に対し、売り掛け販売は決してしません。
それが信用のある日本企業であってもです。
また、いったん購入したら、不良品があろうとも返品には応じないというのがタイの基本的なスタイルです。

「そちらが、それでいいと言って買ったんだろう」というのが姿勢なのです。

「ここはタイなんだ。郷に入ったら郷に従えとはこのことだ。」と痛感しました。
それでも何度も地道に足繁く通った結果、次第に信用も得ることができ、今では一定の売り掛け販売にも応じてもらっています。
日本の感覚のままで簡単に外国では商売できないことを体験しました。

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Q:今後の戦略は何でしょうか?

A:タイに次ぐ海外市場の開拓です。
その中でも、深く日本食が浸透している米市場、フランス市場、中国市場に注目しています。
日本食ブランドは世界に広く受け入れられる特性がありますから、これらの国々を足掛かりに、さらに他の国々にも日本食材を流通させていきたいと考えています。

加工食品などの生産拠点としてはタイと同じ東南アジアのベトナムに注目しています。
原材料も安く、賃金もまだまだタイよりも安価。
原価はざっとタイの半分です。
人口も間もなく1億人に達するとみられており、市場としても注目をされています。
国境を超えたネットワークの構築が今後の私どもの指針だと思っています。

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