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空前のカフェブーム!老いも若きもコーヒーが好き!(ローカルカフェ編)

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ルーツはフランス、カンボジアのコーヒー文化

キレイなお姉さんも近所のおじいちゃんも、学校帰りの学生も若いカップルも、老いも若きも街角のカフェに集い、コーヒー片手におしゃべりする。
カンボジアでは、首都プノンペンでも世界遺産の街シェムリアップでも、はたまた田園風景の広がる田舎街でも、街を歩けばあちらこちらにカフェがあり、のんびりとコーヒーを楽しむ人たちの姿が見られます。

コーヒーが生活に根付き、今やカンボジアの風景の一つとなったコーヒー文化。
そのルーツはフランス植民地時代と言われています。
カンボジア人が愛してやまないコーヒー文化について、まずはローカルカフェ編からお伝えします。


IMG_1160カンボジアの一般的なローカルカフェ

実はコーヒー生産国のカンボジア

日本ではまだほとんど知られていませんが、実はカンボジアは知る人ぞ知る、コーヒー生産国なのです。
カンボジアで栽培されているコーヒー豆は、日本で一般的な「アラビカ種」ではなく、低地でも栽培可能な「ロブスタ種」と呼ばれるもので、カンボジアの北東部、モンドルキリやラタナキリで生産されています。
ほんのり甘い香りと、酸味や苦味のない、日本人にもなじみやすい味が特徴的です。

自国で栽培されたコーヒー豆を飲むことのできるカンボジア人にとって、コーヒーは非常に身近な飲み物です。
そして当然のことながら、カンボジア人は自国で生産されているカンボジアコーヒーに誇りを持っており、皆が満面の笑みで「ベトナムコーヒーより美味しいぞ!」と口々に自慢してきます。
まさにカンボジア愛。
そしてコーヒー愛。
これは、カンボジアにコーヒー文化が根付いた要因の一つといえるでしょう。

「甘い」は最上級の贅沢?カンボジア人の常識

日本も昔はそうだったように、カンボジアでは、「甘い」ことは最大級の贅沢です。
料理にもおやつにも、とにかく砂糖を大量に投入します。
コーヒーもとにかく甘くするのがカンボジア流。
まずはグラスの3分の1まで、コンデンスミルクを注ぎます。
そこに砕いた氷を山盛りに入れて、その上からネルドリップで抽出した濃い目のコーヒーを注ぎます。
お店によっては、コンデンスミルクに加えて大量の砂糖が入っていることも。
とにかく甘い!
でもなぜだか次の日も、その次の日も飲みたくなる。
なかなか中毒性のある美味しさです。

ちなみに、ブラックコーヒーを頼んでも油断できないのがカンボジア。
ブラックコーヒーにも大量の砂糖が入っているため、ストローからザラザラと砂糖が口に入ってきます。
甘くないブラックコーヒーが飲みたい時には、「砂糖入れないで」と忘れずに伝えましょう。


IMG_1154コンデンスミルクたっぷりの2層式

コスパは最強、2度楽しめるカンボジアンスタイル

1杯のコーヒーで2度楽しめるのが、カンボジアコーヒーの醍醐味。
コンデンスミルクとコーヒーを混ぜ合わせる時に、コンデンスミルクを半分残すのがポイントです。
まずは、上半分のコンデンスミルクとコーヒーを混ぜ合わせ、ゴクッと1杯いただきましょう。
次に、テーブルの上に置かれているお茶のポットを手に取り、残ったコンデンスミルクの上に注ぎます。
よくかき混ぜたら、2杯目はミルクティーの完成です。

IMG_1158
ポットのお茶はジャスミン茶orハス茶がスタンダード

1杯目はコーヒー牛乳、2杯目はミルクティーが楽しめる、1回で2度美味しいカンボジアンスタイル。
のどの渇きをしっかり潤す2杯分のボリュームと、おしゃべりのお供にちょうど良いスイーツ感、それでいてお値段は約50円~60円ときたら、コスパは間違いなく最強です。

“コーヒー文化”と“買い食い文化”の融合

カンボジア人にとって1杯約50円のコーヒーは決して安い金額ではありません。
しかし、そこは買い食い文化がしっかりと根付いた国。
朝から晩まであらゆる種類の移動車がやってきては、おやつや軽食や飲み物を販売していく国なのです。
1日1杯、時には2杯、コーヒー愛に動かされてカフェを探してしまうのが人間の習慣というものなのでしょう。
こうしてコーヒー文化と買い食い文化が見事に融合し、今日もカンボジア人の心とお腹を満たしているのです。


IMG_1164移動式コーヒー屋さん

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