ホーム >  カンボジア > カンボジア交通事情の実態とは 

カンボジア交通事情の実態とは 

LINEで送る
Pocket

IMG_1992

ASEAN諸国ナンバーワンの・・

バイクタクシー、トゥクトゥク、メータータクシー、公共のバス。
カンボジアの移動手段は様々ですが、ビジネスなど長期滞在の場合、自由に動けるようバイクや車をレンタルもしくは購入することを検討される方も多いことでしょう。
いずれにせよ、この国の交通事情をよく知り、危険を踏まえたうえで運転することをお勧めします。

なぜならカンボジアは、交通事故発生件数がASEAN諸国内で最も多いとも言われている国。
そして、死亡事故発生率は日本の約4.5倍以上、自動車数あたりの死亡事故に至っては日本の百倍も死亡事故が発生しているんです。
そんな驚くべき数字が報告されているこの国の、交通事情の実態についてお伝えします。

IMG_1989

カンボジア交通事情の実態

2016年から交通法改正により、ヘルメットやシートベルトの着用、飲酒運転などの交通違反に対する取り締まりが強化されました。
同時に罰金が厳罰化され2倍~5倍増額となり、在住外国人を含む国民全体の関心の的となったカンボジアの交通法。
その実態はと言うと・・。

プノンペン中心部の交差点には警察官が配置され、交通ルールを無視する不届き者を取り締まっています。
正規の罰金は5000リエルなど違反内容により異なりますが、違反切符などというものはなく、確実に警察官のポケットマネーになるであろう、限りなくブラックに近い罰金です。
筆者がこの国に住み始めた6年前は、外国人と分かるとなぜか止められ高額の罰金をふっかけられることも珍しくなく、警察官相手に値引き交渉した経験が何度もあるほど・・。
そんな状況なので、取締りをなんとかすり抜けようとする人も多く、交通法を守る意識は極めて低い、無法地帯のような現状です。

そんな悪習を阻止すべく、カンボジア政府も動き出しました。
2016年に改正された交通法によると、罰金は日本のようにチケット制で銀行で支払うことになり、切符の罰金を15日間以内に支払わない運転者は裁判所に呼び出されることになったのです。
そして全国の罰金未払いの違反者の氏名が記載されたリストが公表されることに。
また、警察官には、徴収した罰金をポケットに入れる代わりに交通警察に提出するよう指導。
そうして徴収した罰金の70%は正式に警察官に分配されるという仕組みに。
これによって、警察官のクリーンな取り締まりと、国民の交通法規に対する意識が向上するのでは、と一気に期待が高まりました。

IMG_1990

フン・セン首相からの贈り物

カンボジアでは、ほとんどの人が無免許でバイクを運転しており、免許保有率はわずか10%とも言われています。
どう見ても小学生くらいの子どもがバイクを運転している姿を普通に見かける日々。
それを見ても特に驚かないカンボジア人たちに驚く外国人たち・・。

そんな中、2016年交通法の改正により、免許証の携帯と無免許運転の取り締まりが強化され、一体どうやってこの無免許だらけの人たちを取り締まるのか?大混乱が生じるのでは?と危ぶまれた矢先、2016年1月7日「人々へのギフト」というフン・セン首相の声明により、125cc以下のバイクは免許が不要となりました。
・・・どうやら今後、バイクの免許はいらないらしいです。
何ともカンボジアらしい潔い解決方法。

しかし、免許が不要になったということは、国民の多くが交通法規を学ぶ機会がなくなったということであり、交通事故の防止はおろか、むしろ交通事故の増加につながる恐れがあるとも言えます。
まだまだ課題が山積み、昨今のカンボジア交通事情でした。

LINEで送る
Pocket

海外展開にご興味ある方は
なんでもお気軽にご連絡ください。
> 24時間受付OK> 24時間受付OK

メインメニュー

教えてASEANコラム

お問い合わせ

お電話でのお問い合わせ
WEBでのお問い合わせ

フォローはこちら

人気記事ランキング

新着記事

国別で記事を探す

おすすめキーワードで記事を探す

ライター紹介