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イギリスのアジア人がお金を払ってでも食べたい料理とはどんなものなのか

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イギリスには日本人を含めて多くのアジア人が住んでいます。
ASEAN諸国の料理は、スパイスや現地特有の調味料など特別な材料を必要とするため、料理するのも簡単ではありません。
そんなイギリス在住のASEAN諸国出身者や在英日本人がお金を払ってでも食べたいと思う料理とはどんなものなのでしょうか。

自分の国の味が恋しい在英アジア人たち

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イギリス在住の日本人を含めたアジア人たちは、もちろん自分の国の料理が恋しいと思っています。
特に筆者のように家族がイギリス人の場合、日本食を食べたいと強く思っているのは自分だけです。
毎日日本食を作るわけにもいかず、家族に喜ばれる料理と言えば、イギリスらしい料理になります。

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そこで筆者は、在英日本人の友達とロンドンの日本食レストランによく行きます。
「日本食は家でも作れるんじゃないの?」と思うかもしれませんが、天ぷらやだし巻き、ラーメンなど、プロが作る味は違います。
また、だしやみりん、醤油などの基本的な調味料が高いので、家で作るときは常に何かの調味料を省略している、もしくは何か違うもので代用していることが多いのです。
それでは本物の母国の味とは言えません。
天ぷらやだし巻き、ラーメンなど、日本にいてもなかなか再現できないプロの味は、やはり本格的で美味しいので、さらに恋しくなってしまいます。
さらに日本の友人と出かけるなら、日本の居酒屋のような雰囲気、スタッフのサービスに囲まれて日本にいるような気分を味わいたい!というのも本音です。
そこで在英日本人同士、「やっぱり日本食はいいね。ちょっと高いけど時々来よう」となるのです。
それは在英のASEAN諸国出身者でも同じことです。
レストランに行くことでお腹が満たされると同時に、母国が恋しいメンタルも落ち着くので、外国暮らしをする上での「必要経費」だと考えられるのです。

 

在英日本人はASEAN諸国レストランのファン

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アジア料理ブームとも言える現在のイギリスでは、ASEAN諸国レストランは常にチェックしておきたい存在です。
特に在英日本人にとって、なじみがあるけれど自分では作れないASEAN諸国料理のレストランは、定期的に行きたいものです。
美味しいのか?人気なのか?高いのか?など、在英日本人が集まれば、オススメのASEAN諸国料理店が話題にのぼります。
かつて植民地だったことからインド料理店はどこにでもありますが、アジアンレストランは近年まさに人気になってきたところです。
ロンドンに行けば新しいベトナム料理、タイ料理、マレーシア料理、インドネシア料理店が続々と現れています。
けれどその中には、実はその国の料理をきちんと知らない外国人が経営していて、味も料理名もまるで実際のものとは違う、間違いだらけ、ということもあるのです。
これは日本食レストランでも言えることです。
ですから常に私たちは情報を交換し、「本物の」アジア料理を出す店に行きたいと思うのです。

ASEAN諸国出身のオーナー達の印象とは

取材をしていて、ASEAN諸国出身のオーナーたちの傾向が見えてきました。
一言で言うと、代々イギリスでビジネスをやっている、すでにある程度成功している人が多いです。
ですから2代目3代目となると、ほとんど中身はイギリス人なのです。
それもそのはず、イギリスのビザはとても厳しく、ビジネスをやるためにビザを取ろうと思うとかなりの額の資金証明などが必要になります。
かつてもう少しビザがゆるかった時代に初代オーナーが渡英してビジネスを始め、その息子たちはイギリスで育ちイギリスの教育を受け、イギリスのパスポートも持っている、という可能性が高いのです。
あくまでも想像の域を超えませんが、ASEAN諸国の母国に豪邸が建っているような一族ではないでしょうか。
話をすれば品の良いイギリス人のような感じで、それでいてASEAN諸国出身ということを生かしたビジネス、サービス、アイデアを持っていると取材の中で感じました。

最後にIMG_3807

今後もさらに人気になると思われるイギリスのASEAN諸国料理店。
その一方でビザの条件は年々厳しくなる一方です。
ブレグジットがどのようにビザに影響するか分かりませんが、これからASEAN諸国を出てイギリスにビジネスで乗り込んでくるのはいろいろな面でとても大変になるでしょう。
実際、取材をしようと試みたマレーシアレストランのオーナーは、すでに大成功しているイギリス人でした。
「ASEAN諸国レストランはイギリスで人気になりつつある」という事実から、今後、その国の出身でなくてもビジネスを始める人が増えていくでしょう。
ですから、すでにレストランビジネスを行なっているASEAN諸国出身のオーナーは、常に状況を察知し、より人気店になるための工夫をしているのです。
これから日本食を含めたアジア料理店はイギリスでますます人気になっていくのか、それともどこかで限界がやってくるのか、目が離せないところです。

 

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