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【タイ】【ペンのASEAN紀行】タイ最後の秘境チャーン島

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見渡す限りの青い空。
エメラルドグリーンの広い海。
日本人も多くが暮らすタイの秘境と言えば、南部プーケット島やサムイ島が有名。
ハイシーズンには観光客でビーチはごった返す。
ところが、そうした中で密かな人気を保っている島がある。
東部トラート県のチャーン島だ。
「タイ最後の秘境」とも呼ばれる島。
何が魅力なのか。
過日、その島を訪ねた。

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カンボジア領土に食い込むように存在するトラート県は、人口30万人にも満たない小さな県。
西隣のチャンタブリー県と同じように仏領インドシナに占領されていたこともあって、タイ領に復帰したのは1905年のこと。
まだ100年と少しの近代史しか刻んでいない。
海岸沿いに山々が連なり、目立った産業は観光業ぐらい。
かつては、ここでルビーやサファイヤなどの原石が産出したのだという。

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そのトラートにあって、最大の観光地と言えばチャーン島。
プーケット島に次いでタイで2番目に面積の大きい島は、直訳すれば「象の島」。
だが、ここに野生の象は生息していない。
南に突き出た半島が象の頭に似ていることから名付けられたそうだ。
県の政治は本土のムアントラート郡が中心だが、ここにはエメラルドグリーンの海とそれを取り巻く観光資源がある。
自ずと観光地によくある飲食店などもこの島に集中している。

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南東部の中心地チャンタブリーからはフェリー乗り場まで約80キロ。
カンボジア国境まで通じる国道3号線を基本的には真っ直ぐ、その後海辺に向けて右折するだけだ。
この3号線、別名を「スクンビット通り」とも言い、バンコクのバムルンラート病院に近いスクンビット・ソイ1を起点としたあのスクンビット通りの延伸したのがこれだ。
渋滞の悪名高きバンコクの幹線道路は、こんなところにまで延びていた。

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フェリー乗り場まではどんなにゆっくり走っても2時間もあれば十分に着く。
驚いたのは、チャーン島に向けてフェリーを就航させている船会社はいくつもあって、船が接岸する施設も本土側と島側のいずれもが会社ごとに別々ということ。
一カ所に大きなまとまったフェリーターミナルがあるのかと思っていると、拍子抜けするほどだ。
その中から、比較的地味な海に滑走路のように突き出た桟橋のある「センターポイント・フェリー」を選び、乗船した。

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今回の訪問に際して用意していたものがあった。
これからの取材の右腕となってくれる遠隔操縦の無人飛行撮影機「ドローン」だった。
高い場所から撮る写真は、普段目にしない景色や新たな視点が加わってとっても効果的。
新兵器と言っていいだろう。

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ドローンから見た対岸の島を望む景色は絶景だった。
船も桟橋もマッチ箱のようなミニチュアとして写っている。
チャーン島ではビーチのほか、生い茂るマングローブの原生林や沼地も撮影した。
対象物の全景や周囲の様子も手に取るようによく分かることから、今後はタイ進出などの視察時にも欠かせないツールとなっていくことだろう。

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島は、所々で手つかずの自然が残っている。
周回できる道路は未だ存在せず、東岸の船着き場から右方と左方にそれぞれ行き止まりの一本道が伸びているだけだ。
このうち、飲食店などの繁華街があるのは、反時計回りに峠を3つほど越えたところにあるホワイト・サンド・ビーチ以西だ。
ここには、欧米や日本からの観光客が好むリゾートホテルやバンガロー、バーなどが点在する。

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夕刻のディナータイムとなると、その風貌はさらに一変する。
浜辺に配置されたテーブルに陣取り、波の音を聞きながらの晩餐。
陽が落ちる頃には、従業員らによるファイヤーダンスも。
残念なのは、日本食関連の進出が未だないこと。
健康や美容にも良い日本食は現地でも人気で、同席したドイツからのカップルからは「日本食、最高だよ!」と声が掛けられていた。

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島の南部は入り組んだ入り江となっていて、小さな漁港が散在する。
養殖も行われていて、鮮度の良い牡蠣やアジに似た小ぶりの魚が捕れる。
これらは併設するレストランで食することができる。
もちろん火の通った料理もあるが、ここを訪れる食通はわさびを添えての生食を好む。
ビールの肴にと試食もしたが、申し分なかった。

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このほか、島には自動小銃の試射ができるエンターテインメント施設なども点在する。
ただ、まだまだこれからのチャーン島。
観光にもビジネス進出としても、今後に大いに期待が持てる島だ。

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