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【タイ】【ペンのASEAN紀行】タイ最後の秘境チャーン島

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今回の訪問に際して用意していたものがあった。
これからの取材の右腕となってくれる遠隔操縦の無人飛行撮影機「ドローン」だった。
高い場所から撮る写真は、普段目にしない景色や新たな視点が加わってとっても効果的。
新兵器と言っていいだろう。

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ドローンから見た対岸の島を望む景色は絶景だった。
船も桟橋もマッチ箱のようなミニチュアとして写っている。
チャーン島ではビーチのほか、生い茂るマングローブの原生林や沼地も撮影した。
対象物の全景や周囲の様子も手に取るようによく分かることから、今後はタイ進出などの視察時にも欠かせないツールとなっていくことだろう。

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島は、所々で手つかずの自然が残っている。
周回できる道路は未だ存在せず、東岸の船着き場から右方と左方にそれぞれ行き止まりの一本道が伸びているだけだ。
このうち、飲食店などの繁華街があるのは、反時計回りに峠を3つほど越えたところにあるホワイト・サンド・ビーチ以西だ。
ここには、欧米や日本からの観光客が好むリゾートホテルやバンガロー、バーなどが点在する。

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夕刻のディナータイムとなると、その風貌はさらに一変する。
浜辺に配置されたテーブルに陣取り、波の音を聞きながらの晩餐。
陽が落ちる頃には、従業員らによるファイヤーダンスも。
残念なのは、日本食関連の進出が未だないこと。
健康や美容にも良い日本食は現地でも人気で、同席したドイツからのカップルからは「日本食、最高だよ!」と声が掛けられていた。

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島の南部は入り組んだ入り江となっていて、小さな漁港が散在する。
養殖も行われていて、鮮度の良い牡蠣やアジに似た小ぶりの魚が捕れる。
これらは併設するレストランで食することができる。
もちろん火の通った料理もあるが、ここを訪れる食通はわさびを添えての生食を好む。
ビールの肴にと試食もしたが、申し分なかった。

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このほか、島には自動小銃の試射ができるエンターテインメント施設なども点在する。
ただ、まだまだこれからのチャーン島。
観光にもビジネス進出としても、今後に大いに期待が持てる島だ。

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この記事を書いた人(著者情報)

kobori

2011年11月、タイ・バンコクに意を決して単身渡った元新聞記者。東京新聞(中日新聞東京本社)、テレビ朝日で社会部に所属。警視庁記者クラブで2・4課担当を通算4年経験。銀行破綻などの各種金融事件、阪神大震災、オウム真理教事件などの取材にも当たった。事件記者出身だが、取材対象は政治・経済、社会、科学、文化までなんでも。日本の新聞、雑誌、タイのフリーペーパーやウェブサイトなどでも執筆中。著述、講演多数。

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