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看板娘★タイ料理研究所~オイさん~

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こんにちは!教えてASEAN事務局です。

大人気「看板娘」シリーズ!

今回は、東京ドームシティ内にある「タイ料理研究所」からタイ出身のオイさんをご紹介いたします。

タイ人シェフによる本格タイ料理を提供する同店が入居するのは、宇宙のことを学べるミュージアムや卓球場、ボウリング場といったスポーツ施設などを備えた大人から子どもまで楽しめるビル。
場所柄、家族連れが多数訪れるので、店内はカラフルで遊び心満載の装飾です。
タイ庶民の足、三輪自動車のトゥクトゥク(前面のみ)が置かれており、タイに行ったことがある方にはもちろん、子どもにも大人気です。

タイ料理研究 写真
店内に飾られたトゥクトゥク(前面のみ)

【Profile】

ウンナーウォン ターパニーさん。

ニックネームはオイさん!

タイ出身。

1980年6月1日生まれ。

日本人の旦那さんとの結婚を機に、11年前に来日。

タイ料理研究所を運営する株式会社SUU・SUU・CHAIYOOに入社されて5年目になります。
SUU・SUU・CHAIYOOは、タイ料理研究所を含む4ブランドを展開しています。各ブランドの特徴は、「タイの食卓 クルン・サイアム」が20世紀初頭のバンコクに立てられた西洋風の店内をイメージしたおしゃれな雰囲気で、「オールドタイランド」がタイのホテルや有名店で腕を磨いたシェフによる本格的なタイ料理を提供、「タイストリートフード」がタイ人シェフによる料理を異国情緒あふれる店内でいただけます。

現在働く「タイ料理研究 東京ドームシティ店」が2019年3月にオープンするまでは、「オールドタイランド 飯田橋店」で勤務されていました。

 

まずは、オイさんのお仕事姿から!

オイさん 写真2
笑顔でタイの伝統的なあいさつ「ワイ」を披露してくれたオイさん

【Official】

~日本に来たきっかけは何ですか?~
姉の紹介で、日本人の方と結婚したことを機に、来日しました。もともと日本に興味があったので、来日することになったときはうれしかったです。
タイは年中暑く季節がありませんが、日本には四季がありますよね。邦画を観て秋の紅葉や冬の雪の美しさを知り、季節の移り変わりがある日本にいつか行ってみたいという思いをずっと持っていたのです。

~なぜ飲食業界で働こうと思ったのですか?~
来日後、特に日本語の勉強をしたわけではないため読み書きは苦手なままなのですが、接客業ならコミュニケーション能力があればできると思い、飲食店で働こうと決意しました。
タイでは美容師として働いていて、自分で言うのもなんですが、結構評判が良かったのです。お客様とのコミュニケーションには自信がありました。

~現在の業務内容を教えてください~
ホール・キッチンの仕事をやっています。また、5年も働いていますので、スタッフの教育を行うこともあります。困ってそうなスタッフがいたら、積極的に声を掛けてサポートをしています。

~働いていて驚いたことはありますか?~
酔っているお客様です。実は、飲食店での勤務は日本が初めてなので、酔ったお客様と触れ合う機会は入社するまでありませんでした。以前働いていた「オールドタイランド 飯田橋店」は、周辺に会社が多いためサラリーマンの方によくご利用いただいていたのですが、ディナータイムだと飲酒されるお客様が大勢いらっしゃいました。中でも会社の集まりで来店された際は、すでにたくさんのお酒を飲んでいるにもかかわらず、次から次へと追加注文するので驚きました。

タイ料理研究所 内装
カラフルなボールや星形の装飾で彩られ、楽しい雰囲気満載の内装

~それでは、大変なことはありますか?~
大変なことは電話対応です。予約は電話で承るのですが、「人数・時間」以外の「予定の時間より遅れます」「コースメニューについて詳しく教えてください」などのご連絡をいただくと、まだ分からない日本語が多いため混乱してしまうことがあります。

~うれしいこともあるとか~
お客様から感謝の気持ちを、直接お声掛けいただいたときです。「お料理おしいいね」「また来るね」などと、話しかけてくださるとうれしくなります。よく「忙しいと大変」と感じる人がいますよね。しかし私にとって忙しいことは、お客様と出会い、感謝の言葉をいただける機会ですのでうれしくなります。

~将来の夢を教えてください~
将来は、タイに戻って野菜や果物を栽培したいと考えています。というのも、タイ、特に私が育った地域では農業が盛んでしたので、畑を耕し、新鮮な食材を飲食店オーナー様などに販売したいです。

~今後日本の飲食店で働く外国人の方に何かアドバイスはありますか?~
まず、何事もあきらめないで取り組むということです。私は働き始めた当初、日本語を片言しか話せなかったため、メニュー名が読めなく、お客様が言っていることも理解できず、怖いと感じることが度々ありました。しかし「何事もあきらめない」で取り組んだことで接客業を続けることができましたし、今は働いていて楽しいです。
次に、分からないことがあったら、しっかり聞くということです。働いていると、当然分からないことはたくさんあります。そのままにしていると仕事をする上での不安はより大きくなり、業務に慣れないどころか支障が出るかもしれません。自分から聞くようにすれば皆さん優しく教えてくれますので、積極的に質問することが大切です。

オィさん2
タイの伝統的なあいさつ「ワイ」をしている人形と一緒に

日本語学校には通っておらず、言わば独学で日本語の勉強をしたオイさん。
タイでの飲食店の勤務経験がなく、日本語が苦手という状況ながら、現在はお客様に直接お礼を言われるほどの大活躍とは、本当に素晴らしいです!

この記事を書いた人(著者情報)

marin

こんにちは!ASEAN.NETのライターに就任いたしました!

これから、ASEANに関するお得な情報をどんどん載せていきます!

どうぞお楽しみに!

 

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