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看板息子★バンコク屋台 カオサン~ブブさん~

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こんにちは!教えてASEAN、看板娘シリーズです!

本日は、シリーズ初の男性・看板息子をご紹介いたします!

新宿駅直結のファッションビル「ルミネ新宿 ルミネ1」の地下2階にある「バンコク屋台 カオサン」から、タイ出身の看板息子のブブさんをご紹介いたします。

「バンコク屋台 カオサン」は、株式会社スパイスロードが展開するタイ料理専門店。スタッフがほとんどタイ人のため、店内にはタイ語が飛び交い、まるでタイにいるような雰囲気です。タイの屋台では持ち帰りに対応していることがほとんどですが、こちらでも店頭でお弁当を販売しておりテイクアウトできます。

※スパイスロードの現社長・木下氏に以前、インタビューをさせていただきました。
インタビューはこちら→「ティーヌン」経営者インタビュー

 

【Profile】

ニコンスック カニソンさん

タイのウドンターニー出身。ウドンターニーはタイ北部、ラオスの近くにある商業都市です。

1985年8月26日生まれ。

ニックネームはブブさん!名前からは、まったくイメージできないですが、由来はお母さんが初めて飼った犬の名前だそうです。愛情をたっぷり注いできた犬の名前を息子のニックネームにしたのですね。ブブさんがお母さんから愛されているのが、よく分かるエピソードですね。
ちなみに、タイの方はお名前が長いことから、覚えやすいようにニックネームを付けるのが一般的なのだとか。

日本では、調理師学校に通い料理を勉強しました。卒業後、スパイスロードにご入社されて3年目になります。

現在は「バンコク屋台 カオサン ルミネ新宿店」の店長代理として、大活躍されています!

ブブさん1
制服のTシャツがとてもよく似合うブブさん

【Official】

~日本に来たきっかけは何ですか?~
もともと家族が日本に住んでいたのです。母親は現在も営業していますが飲食店の経営を行っていますし、姉は留学していました。家族の基盤が日本だったので、タイの大学卒業を機に来日しました。

 

~なぜ、飲食業界に興味を持ったのですか?~
母親が飲食業界ということも理由の一つですが、外国人にとって調理師はやりやすい仕事だと思うからです。もちろん海外での就労は言葉の壁など、さまざまな困難がありますが、調理師ならば調理法さえマスターしていれば仕事ができます。海外で就職する上で有利になると考えました。
また、人とコミュニケーションを取ることは好きでしたので、接客も向いていると思いました。

スパイスロード2
壁にはタイ語の装飾などが施されている

~働いていて大変なことは何ですか?~
店長代理として、スタッフを教育することです。当然ですが、一人一人性格が異なります。スタッフがストレスを抱えないように、個性に合わせて教えるように心掛けています。

また、スタッフはタイ人がほとんどですので、商品や接客用語の勉強会として時々ミーティングを行っています。商品の紹介の仕方、接客時の言葉の使い方などをみんなの前で日本語で発表し合うのです。語学力はもちろん、お客様との接客スキルも上がります。実は、タイには日本ほど接客用語がありません。「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」「失礼いたします」などの接客用語を使いこなすのは難しいため、この勉強会は非常に役立っていると思います。

 

~働いていて楽しいことはありますか?~
以前、あるお客様から匿名で「大変いいサービスをしていて、うれしかった」というお電話をいただいたことがありました。
私の名前を挙げたわけではないのですが、そのお客様がおっしゃっていた特徴が私でした!直接言われてはいませんが、お客様からわざわざお電話で感謝の言葉を受け取ることができて大変うれしかったですし、やりがいを感じました。

 

~これから日本の飲食店で働く外国人の方に、何かアドバイスはありますか?~
私が店長代理を務めるルミネ新宿店では、タイ人スタッフばかりです。コミュニケーションをとる際はしっかり理解できるため、ついついタイ語で話してしまいますが、常に日本語での会話を心掛けるようにすべきだと思います。語学力の向上につながりますし、中には、タイ語を嫌がるお客様もいらっしゃいますので。

あと、お金を稼ぐために働くのではなく、接客の根本である「心をもってお客様と関わること」に楽しみを感じることが大切です。お客様がいらっしゃらなければ商売は成り立ちません。常に感謝の気持ちを持って接客をしていれば、私のようにお客様からお褒めの言葉をいただけることもありますよ。
私にとってお金はボーナスなのです。心を込めて接客していたら、お金をもらえたという感覚ですね。

 

~将来の夢を教えてください~
日本でタイ料理と日本料理を提供する飲食店と、ペットショップを経営することです。

飲食店の名前はタイでシルクという意味の「マイタイ (MAI THAI)」にする予定です。これは、母親が経営しているタイ料理店の名前です。尊敬する母親の店と同じ名前にしたいと考えました。5年以内の出店を目標にしています。

私のニックネームは母親が飼っていた犬の名前が由来ですが、私自身も動物が大好きです。現在、ピットブルという犬を飼っていますが、本当にかわいくて毎日癒されています。たくさんの人にそんな癒しを味わってもらいたいため、ペットショップを経営したいです。

スパイスロード1
店内には屋台風の内装も

 

現在、店長代理としてスタッフの教育にも熱心に取り組んでいる、責任感の強いブブさん。
心を込めて接客することが大切で、それに付随して手に入るのがお金であって稼ぐことが目的ではないと言い切る仕事への姿勢に感動しました。

この記事を書いた人(著者情報)

marin

こんにちは!ASEAN.NETのライターに就任いたしました!

これから、ASEANに関するお得な情報をどんどん載せていきます!

どうぞお楽しみに!

 

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