皆さんは肉骨茶(バクテー)をご存知でしょうか。
肉骨茶とは、漢方やにんにくと一緒に豚肉やキノコなどを煮込んだ中華系マレーシアの鍋料理で、華僑(中国系マレーシア人)がとても誇りに思っている料理なんです。
それはもう、「マレーシアに来たのに、肉骨茶を食べないで何を食べるんだ!」と言わんばかりの勢い。
今回は、そんな肉骨茶発祥の地で人気のお店、「凤娇肉骨茶(Fong Keow Bak Kut Teh)」に行ってみました!
クランはマレーシアの首都、クアラルンプールから車で30分から40分ほどの場所にあります。
肉骨茶の発祥はクランだと言われている通り、本当にたくさんの肉骨茶ショップが軒を連ねています。
そんな中でも特にローカルに人気のお店が、今回の目的地「凤娇肉骨茶(Fong Keow Bak Kut Teh)」!
ここは、クランの住民やクアラルンプールに住んでいる人はもちろんのこと、ジョホールバルや、マラッカ、東海岸沿いに住んでいる人も訪れるほどの人気店なんです。
その人気は、「わざわざクランに来たのだから、せっかくなので「风娇肉骨茶」に行こう」という人もいるほど。
お店は、クランの中でも肉骨茶ショップが連なっている一角に存在します。
マレーシアによくある、壁がなく半分オープンになっているタイプのレストランで、開放感は抜群。
店内は、繁体字で店の名前が掲げられ、重厚感があります。
店内に入りテーブルに座ると、早速スタッフが注文を聞きに来てくれました。
肉骨茶にはスープタイプとドライタイプの2種類があり、一般的に肉骨茶と呼ばれるのはスープタイプ。
オーダー時にはまず、スープタイプかドライタイプかを選びます。
多くの人はやはりスタンダードなスープタイプを注文することが多いそうですが、どちらも食べたい…
という事で、今回は4人でお店に行ったこともあり、スープタイプ、ドライタイプそれぞれ2人前をオーダーすることにしました。
ちなみに、他のローカルグループを見てみると、
3人で行った場合、スープ肉骨茶を2人分、ドライ肉骨茶を1人分。
5人で行った場合はスープ肉骨茶3人分、ドライ肉骨茶2人分。
6人で行った場合は、スープ肉骨茶4人分、ドライ肉骨茶2人分。
絶対ではないのですが、このような割合で注文するのが主流の様子でした。
さて、肉骨茶のタイプを選ぶと、次は肉骨茶に入れる肉の部位を選びます。
いちばん食べやすいのは、日本でもお馴染みの豚バラ。
ローカルは内臓を含む様々な部位を混ぜて食べるのを好むそうなので、ローカルの味を楽しみたい方は試してみるのもオススメですよ。
そして、注文の最後に肉骨茶の中に入れる野菜の追加をするかしないかを聞かれます。
追加しない場合はキノコ類とレタスが入ってきますが、今回はスープタイプにえのき茸を追加しました。
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