ラマダンとは、イスラム教徒が行う断食のことです。
イスラム教徒にはハリラヤという独自の信念があります。
イスラム教が国教となっているマレーシアでも、ハリラヤは一大イベントで、イスラム教徒たちは盛大に祝います。
ハリラヤの前にイスラム教徒は約1ヶ月間、日の出から日没までの間、毎日断食を行います。
断食のみならず、あらゆることが禁止される禁欲の月となりますが、わかりやすいのはやはり断食です。
イスラム教徒は、独自の暦に従ってラマダンやハリラヤを定めているので、毎年少しずつラマダンの時期がずれます。
2018年は5月16日の夕方から6月14日の夕方まで行われます。
一見イスラム教以外の人には関係のないように見えるラマダン。
実際マレーシア国民の67%がイスラム教というデータが出ていますので、30%に当たる人はラマダンとは関係のない生活を送っていることになります。
しかし、マレーシア国内にいる以上イスラム教の人たちに配慮する必要があり、全く関係がないとは言い切れないのも事実です。
では、どのように配慮したらいいのでしょうか?
イスラム教以外のマレーシア人はこの時期どのように過ごしているのでしょうか。
今回は、実際にローカルの人(華僑)に教えてもらった方法をお伝えします。
ラマダンの時期、イスラム教徒は限られた例外を除き、昼間に飲食をすることができません。
全く関係のない私たちも、イスラム教徒の前で飲食をしないことによって、彼らに配慮を示すことができます。
例えば長距離バスの中など、ちょっとした時に水分補給をしたくなりますよね。
こまめな水分補給はとても大切ですが、人目につかない場所で飲むようにしましょう。
普段なら飲食をしても問題ないですが、ラマダン中はイスラム教徒以外のローカルも堂々と食事をすることが少なくなります。(外国人などを除いて)
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