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【シンガポール】富士そばが高級蕎麦屋?! -シンガポリアンから支持されるための戦略-

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シンガポールでラーメンの次にヒットする日本食は蕎麦?!

「ラーメン博覧会」が開催されたり、「ラーメンけいすけ」に連日多くの人が行列をなしたりと、ラーメンの人気が目立つシンガポールですが、今徐々に注目を集めているのが「蕎麦」です。

ブームの火付け役となったのは、「名代富士そば 二八」fujisoba9 (2)

2016年に、ビジネス地区「タンジョン・パガー」にある「100AM」というショッピングモールの和食レストラン街にオープンしたお店です。

ちなみに店名の「二八」とは、最も美味しい蕎麦ができる「小麦粉:そば粉の比=2:8」を表しているそう。

日本の富士そばと言えば、「早くて安い」をコンセプトにしたカジュアル蕎麦屋

「富士そば」は、1966年に渋谷でオープンした、50年以上の歴史がある老舗蕎麦屋です。

現在シンガポールだけでなく、台湾やフィリピンなどの東南アジアにも展開していますが、この100AMにある「名代富士そば 二八」が海外展開第一号店でした。

日本で「富士そば」と言うと、首都圏の駅近くに出店しており、「早いくて安い」を強みに、サラリーマンから人気のカジュアル蕎麦屋です。

蕎麦の価格は1杯300~500円程度で、とてもリーズナブル。

その代わり店内は狭く、食券制で、料理を自分でカウンターまで取りに行くなど、「回転率を追求した、リーズナブルなお店」として知られています。

ところが、ここシンガポールでは「富士そば=高級路線の蕎麦屋」として展開されているのです!

シンガポールの富士そばが「高級蕎麦屋」として認識されている4つのポイント

1.質の高い蕎麦粉を使用

「名代富士そば 二八」で使用されているそば粉は、日本の工場で作られたそば粉を輸入し、温度や質をコントロールした倉庫で管理されています。

徹底的に管理された質の高いそば粉を使用しているからこそ、美味しい蕎麦が作りだされています。

2.こだわったインテリア

日本の「富士そば」のインテリアは、カウンター机に椅子という簡素な造りですが、「名代富士そば 二八」のインテリアは、暖簾が使用されたり、オシャレな椅子とテーブルが並んでいたりと、スタイリッシュな造りになっています。

この記事を書いた人(著者情報)

saho_komatsu

世界の食トレンド情報をはじめ、食マーケットを取り巻く情報を発信するサイト「Foody Style」代表。
趣味は「mog mog trip」で、海外の人気グルメや現地でしかできない食文化体験を求めて、世界20カ国以上の国を訪れている。
現在はシンガポールに住み、東南アジアの食トレンド情報を発信中!

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