スタッフがうどんを作っている様子は、こちらのカウンター側からも覗くことができます。
厨房には5~6人のスタッフがいて、それぞれ「麺をゆでる人」、「トッピングをする人」、「会計をする人」など担当ごとに分業している様子でした。
インドネシアの飲食店では、こういった効率的に分担されて作業している姿を見かけることは少ないです。
スタッフのテキパキとした動きからは、日本企業独特のきめ細かい教育が行き渡っていることが感じられました。
厨房で注文した料理が完成すると、レジでお会計をします。
今回私が注文したのは「EBI MENTAI MAYO UDON(エビ明太マヨうどん)」と呼ばれる、お店で一押しのメニュー。
この1品で52,000ルピア、日本円にして386円程度ですので、日本人にとっては少し安いくらいではないでしょうか。
ただ日本人にとっては安くても、インドネシアの物価で考えると52,000ルピアはローカルの食事よりも少し高いくらい。
日本の丸亀製麺のような「安くて気軽に食べられる」というコンセプトでないのは確かです。
実際に頼んだエビ明太マヨうどんの見た目は、写真の通りです。
うどんの上には明太マヨネーズがふんだんにかけられ、油で揚げられたエビのすり身が乗せられています。
日本ではなかなか見かけないインパクトの強い組み合わせですが、濃い味を好むインドネシア人からは人気が出そうなメニューだと感じました。
肝心の味ですが、麺にはきちんとした「こし」があり歯ごたえ抜群。
日本の丸亀製麺で食べるうどんと、大差はありません。
明太マヨに関しては上でお話しした通り、インドネシア人向けに濃い味付けがされていることがわかります。
ただ、くどくはなく、飽きることなく完食できました。
ちなみにテーブルには天ぷらソースや一味唐辛子が置かれ、誰でも自由に使える状態。
その他にも天かすやネギ、「チャベ」と呼ばれる唐辛子なども自由にトッピングできるようになっていますので、気になる人はぜひ挑戦してみてください。
正直最初に厨房から出てきた料理を見たときは、その見た目のインパクトの強さから「本当に美味しいのかな?」と不安になったのも事実。
しかし、いざ食べてみると、良い意味で期待を裏切られることになりました。
奇抜な見た目とは裏腹に、一口食べるとどこか懐かしい日本の味がしっかり行き届いていることが感じられます。
日本食レストランが多いバリ島ですが、多くの店舗は価格が高くなかなか手が出せないのが現状。
そんな時こそ、「庶民的で手が出しやすいうどん」が食べられる丸亀製麺へ訪れてはいかがでしょうか?
バリ島の丸亀製麺の基本情報は以下の通りです。
丸亀製麺(バリギャラリア店)
住所:Jl. By Pass Ngurah Rai No. 11 | Mal Bali Galeria, Kuta 80361, Indonesia
営業時間:10:00-22:00
丸亀製麺(デンパサール店)
住所:Jl. Teuku Umar No. 141 Simpang 6 Denpasar, Bali.
営業時間:10:00-23:00
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