ホーチミン発のクラフトビール「Heart Of Darkness」は名前の通り、ベトナム戦争の映画「地獄の黙示録」の原作でもあるイギリスの小説に由来しています。
お洒落で前衛的なデザインのビールラベルも、全てこの小説・映画のキャラクターやシーンを元に、それぞれのフレーバーに合わせてデザインされているそう。
今回は「Heart Of Darkness」のヘッドブリューワーのDuaneさんと、ダナンのセールスマネージャー、Stevensさんにお話を伺いました。
記者:「Heart Of Darkness」起業までの経緯を教えてください。
Duane氏: CEOのJohnは友人に会いに行った先の台湾で出会ったスコットランドの「McEwan’s India Pale Ale」に衝撃を受けクラフトビール好きになり、その後8年住んだニューヨークでもクラフトビールへの知識を深めていきました。
その後、仕事で在住していた中国でもビールへの思いがあり自家醸造を試し、その後ベトナムへ渡った後も週末を全て自家醸造へ打ち込み、友人の一言が決定打となって醸造所開設に至りました。
記者:お二人はどうして「Heart Of Darkness」に入社されたのですか?
Duane氏:私はニュージーランドでクラフトビールのブリューワーをして6年働いていました。
そして、ベトナム発のクラフトビール「Heart Of Darkness」のブリューワー募集を見つけ、自分の知識や経験を活かせると思い、応募したのがきっかけです。
Stevens氏:私はベトナムで英語教師をしていたのですが、ホーチミンを訪れた際に「Heart Of Darkness」のビールを飲んでとても感動し、「自分もこんな素晴らしいビールを作っている会社で働きたい!」と思い、直接「Heart Of Darkness」の門を叩きました。
記者:どのようなお客様がいらっしゃいますか?
Stevens氏:観光や現地駐在の方など、様々な方が来て下さいます。
記者:何処で「Heart Of Darkness」のビールを飲むことができますか?
Duane氏:直営店はホーチミンの1区にあり、1階はバー、2階はレストランとなっており、食事もお酒も楽しめるようになっています。
ベトナム国内各地域で150以上のレストランやバーにも私たちのビールを卸しています。
また、タイ、シンガポール、台湾、カンボジア、香港、日本にも商品を卸しており、日本のクラフトビール会社「KAGUA」さんとはコラボレーションしたクラフトビールも生産させて頂きました。
きっかけはCEOのJohnが日本旅行でバー巡りをしていた際に、「KAGUA」のトップブリューワーと出会い、意気投合したからです。
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