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【シンガポール】ホーカーセンター/フードコートとは②:観光客にも人気!「ラオパサ フェスティバルマーケット」

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引き続き、シンガポールのホーカーセンター/フードコートについてお届けします。
前回は、ホーカーセンターがローカルの食生活にとって、なくてはならない存在ということをご紹介しました。
今回は、そんなホーカーセンターの中でもおすすめの「ラオパサ フェスティバルマーケット(以下、「ラオパサ」)」について、ご紹介します。

前回の記事はこちら→【シンガポール】ホーカーセンター/フードコートの過ごし方①:ホーカーセンターって?

超都心に構える大規模ホーカーセンター「ラオパサ フェスティバルマーケット」

金融機関を中心としたオフィスビルが立ち並ぶDown town、チャイナタウンの外れにあるTelok Ayer、有名なマリーナエリアのマーライオンに隣接するRaffles Placeと、都心ど真ん中の3駅から徒歩5分以内の好立地に構えるラオパサ。

以前あったホーカーセンターを改築し、2014年にリニューアルオープンしました。
2000を超える席数を持つ、近代的で巨大なホーカーセンターです。

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ラオパサフェスティバルマーケット

昼はサラリーマンで賑わい、夜は観光客も相まって多くの人が訪れますが、十分なキャパシティがあり混雑時でも席に困ることはないでしょう。

広大なラオパサ内をぐるぐる回ると、どこに席をとったか分からなくなるなんてこともあるかも。

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また、ラオパサの目の前には道路沿いに、東南アジアの焼き鳥「サテ」の屋台が道に立ち並ぶエリアもあります。

道路を封鎖した青空で食事できるスペースと、もくもくと焼き鳥の煙が上がっていく様子は観光名所化。
次から次へとお客様が来て、購入していきます。

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東南アジアの焼き鳥「サテ」
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ラオパサの前に並ぶサテの店舗
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ラオパサ前の道路は歩行者天国になり、座席が設置される

Down townのビル群を背景に、道路の真ん中で食べるローカルフードとビール「タイガービール」は最高!
ぜひ体験してみてくださいね。

「ハラール (HALAL)」の存在

そして日本人には慣れないながら、意外と重要なこと。
それは「ハラール」の存在です。

「ハラール」とは、イスラムの教えで「許されている」ことやもの。
その反対である「許されていない」ことやものは、「ノンハラール(Non HALAL)」と言います。
食事に関してもハラール・ノンハラールがいろいろと定められていて、イスラム教では豚肉を食べてはいけない、というのは有名なところではないでしょうか。

食事におけるハラールは、実は一言で表すのは難しく、それ自体をすぐに暗記するというのは現実的ではないかもしれません。

多民族・多宗教国家のシンガポールですが、国民の14%(出典:外務省、2019年1月時点のデータより)を占めるマレー系の方々は、ほぼイスラム教徒。
ハラールへの配慮は必須です。

ということで、どのホーカーセンターに行っても「ハラール」「ノンハラール」が分けられています。

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KOPITIAMに出店しているローカルフード店。左側の白色のトレーがノンハラールで、右側の緑色がハラール

 

物理的に席を区切るわけではないので、どの店の料理がハラールかというのをそれぞれに表示しています。
例えば、観光客が大勢押し寄せるショッピングモール「Changi city point」にあるフードコート「KOPITIAM」では、ハラールとノンハラールを食器やトレーの色で分別しています。
実は、「調理器具」や「食器」がノンハラールと触れ合うのもNGです。
そのため食器自体はもちろん、使い終わった食器を下げる場所も区別されています。

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トレイの返却はハラールとノンハラールで別れている

ホーカーセンターでは食器を片付けながらテーブルを清掃するスタッフがいます。
そのため自分で片付ける必要はないのですが、日本人たるもの食後の食器をそのままにして席を離れるのは気になる……というときは、「ハラール」「ノンハラール」にご注意を。
分からないときはスタッフに聞くか、そのまま置いていく方がいいかもしれません。

さまざまなローカルフードが集まることにはじまり、シンガポールの生活の一部となっているホーカーセンター。

現地の食文化に触れられる、おすすめスポットです。
海外出店を検討されている方はもちろん、観光で訪れた方も、ぜひぜひ体感してください。

この記事を書いた人(著者情報)

noah/ノア

1985年生まれ、神奈川県鎌倉市出身。
大学新卒でSIerに就職するも、時間とLOHAS的な生活を求めて市役所に転職。経営企画・政策研究に従事したのち、一転、生活保護ケースワーカーに。
プライベートでは、学生時代にふと目にしたゴスペルに心惹かれ、日本ではマスコーラスグループ”Be Choir”や、自身のバンド活動を展開。
2018年末、妻の転勤にあわせ、市役所では初の配偶者同行休業制度を活用し、シンガポールへ。

”駐妻”ならぬ”駐夫”からの視点でシンガポール情報をお届けします!

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■音楽活動
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