成長著しいASEAN諸国。
日系企業だけでなく、欧米各国も注目を集めていて、進出を加速しています。
それに伴い、ASEAN各国に欧米の文化が浸透しつつあります。
折しも、目前に迫ってきている欧米文化の代表的なイベント・ハロウィン。
日本でも、日本最大級の規模を誇る川崎(神奈川県川崎市)のハロウィン・パレードや、仮装した人々が集まる渋谷(東京都渋谷区)は有名で、すっかり定着したイベントと言えます。(※)
そんなハロウィンですが、日本ではイベントを楽しむことがメインの目的となっていて、由来や本来の意味などは知らないという方が多いのではないでしょうか。
(※)新型コロナウイルス蔓延防止のため、各地でイベント等が規制されております。
そこで今回は、「そもそもハロウィンって何?」という基本から、ASEANの代表としてベトナムのハロウィン事情についてご紹介します。
ハロウィンの起源は、約2000年前にアイルランド、イギリス、北フランスを支配した古代ケルト人の風習と言われています。
古代ケルト人にとって10月31日は夏から冬へと移り変わる日で、日本の大みそかに当たる1年の最終日でした。
しかも、この日は現世と霊界を隔てる門が開き、死者や精霊、魔女などが街中をさまよい、各家を訪問すると考えていたのです。
10月31日の夜、古代ケルト人は、彼らが信じる宗教の死神「サムハイン」を祭る「サムハイン祭」を行っていました。
このお祭りは収穫に感謝するのと同時に、魔除けの焚き火を炊いて悪霊から身を守るなどの意味がありました。
人々は焚き火を自宅に持ち帰って朝まで灯したり、生者と悟られないように仮面をかぶったりしたと言われています。
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