早速、ユーザー数の多い3つのキャッシュレス決済「PropmtPay(プロンプトペイ)」「Rabbit LINE Pay」「TrueMoney Wallet」について、人気の秘密を確認していきましょう。
◆PropmtPay
PropmtPayとは、タイ政府が推奨する電子決済システムで、QRコード決済とモバイルバンキングの両方に対応しています。
個人で利用する場合は電話番号または個人番号(マイナンバーのようなもの)を、法人の場合は納税社番号(13桁)を登録します。
特徴は国内送金の手数料の安さ!
個人で5,000バーツ(約1万8,000円)以下を送金する場合、手数料は無料です。
法人でも10万バーツ(約36万円)以下であれば、10バーツ(約36円)です。
◆Rabbit LINE Pay
Rabbit LINE Payとは、日本でも注目されているキャッシュレス決済アプリケーション(以下、アプリ)「LINE Pay」のタイ版です。
日本ではユーザー数最多を誇るチャットアプリのLINEですが、タイでも約4400万人と最も多いです。
タイの交通系ICカード「Rabbitカード」と提携しているため、日本とは名前が異なります。
最大の特徴は日本のLINE Payに登録をしていれば、タイでも利用できることです。
観光で訪れた際でも気軽に利用できますね。
◆TrueMoney Wallet
TrueMoney Walletとは、タイ財閥の「チャロン・ポカパン・グループ」が運営しているキャッシュレス決済アプリです。
主なコンビニ・スーパーなどのチェーン店で導入が進んでいるため、タイ全土で利用できます。
最近では、フードコートでも利用可能店舗が増えていて、便利度がアップしています。
特徴は、パスポート番号とタイの携帯番号を登録すれば使えるので、外国人でも簡単に利用できることです。
携帯番号は日本のAmazonなどで購入できる、プリペイドタイプのSIMカードでもOKです。
※以前、タイの財閥「チャロン・ポカパン・グループ」を紹介しています。
気になる方はこちらをチェック!→【知らないと損するタイ進出情報】タイの財閥研究CPグループ①
タイではインターネット回線の契約件数が、2016年は約1億1800万件で、人口比率に対して約175%とかなり多いです。
※出典:国家放送通信委員会(NBTC)「Annual Report 2016」
カフェやレストランなどの飲食店はもちろん、駅や病院などの公共性の高い場所でもフリーWi-Fiがあるため、街中のあちらこちらでインターネットを利用できる環境が整っています。
また、タイ統計局のレポート「The 2018 Household Survey on the Use of Information and Communication Technology(Quarter1)」によると、6歳以上の人口に対して、スマホユーザーは89.6%に達しています。
このような背景から、いつでもどこでも利用できるモバイル決済の普及が加速しているのですね。
日本人としてはLINE Payを、そのまま利用できるのがうれしいポイントですね!
LINE Payでよく支払うという方は、タイでも利用してみてください。
※1タイバーツ=約3.6円で計算
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