今回は、実施日当日に営業許可時間や対象カテゴリーが急遽変更になるなど、情報が錯綜(さくそう)して混乱が起こりました。
筆者は4日当日に外出する予定があったのですが、2度目の厳しい規制かつ準ロックダウンということで、前回のバンコク封鎖のような閑散とした感じはありませんでした。
飲食店でのグループ客などに対するソーシャルディスタンスの確保は、再び厳しくなっています。
準ロックダウンの効果の現れか、タイ全土で新規感染者数が減少。
日によってばらつきはあるものの、バンコクでは1日の新規感染者数が10人ほどまで減りました。
これを受けて、1月22日から規制が緩和されています。
ゲームセンター、フィットネスジム、高齢者介護施設、スタジアム(観客動員不可)、古式マッサージなどが営業可能となりました。
バー、パブや、飲食店内のアルコール提供はまだ禁止ですが、古式マッサージやフィットネスジムが再開したのはかなりストレスの解消やヘルスケアにつながるのではないでしょうか。
昨年抑え込みがうまくいっていたところに起きた第2波により、立て直しを図っていたサービス業はまた打撃を受けた形ではありますが、新規感染者数が減少傾向にあるため、2月初旬にはさらに規制緩和が行われるのではないかと思われます。
現時点では、ロックダウンが最も効果的に感染拡大を阻止できる方法と言えそうです。
規制措置の発表後、即日実施というタイ政府のスピーディーな対応が功を奏した形ですが、サービス業などの経営者や従業員にとっては試練の日々が続きます。
1日も早く第2波が収束して、平常に戻れることを願っています。
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