また、近年でも、以下のような邦人犯罪被害が報告されています。
・北部チェンマイ市 70代の日本人女性が車内でタイ人の運転手の男にナイフで脅され、現金約19万円、パスポート、スマートフォンなどを奪われた。
・バンコクの地下鉄BTSの車内で日本人旅行者が所持していたかばんを何者かにカッターナイフで切り裂かれ、中の財布を奪われた。
・観光地として有名な東部パタヤ市の海岸沿いの道路で、70代の日本人男性が4、5人の男に殴られ、顔などにけがをした。
男性は売春を持ちかけてきた女を断ったところ、男らに取り囲まれ暴行を受けた。
日本人が日常的に犯罪被害に遭っているというわけではありませんが、タイでの滞在、生活では以下のような犯罪対策を意識する必要があります。
・スリ、置き引きなど被害防止対策として、タイの空港に降り立ったら日本にいる意識を止め、常に注意して行動する。
・犯罪集団は金銭や貴重品を狙っているので、近付いてくる人は要注意し、貴重品や金銭はできるだけ多くを持ち歩かない。
・金や貴重品を見せない、見られない。
貴重品は身に着ける。
・武器を所持した強盗犯などに遭遇した場合は、抵抗しない。
また、いきなりポケットに手を入れたりすると武器を取り出すものと勘違いされて撃たれる可能性があるので、手を挙げて犯人の指示に従う。
・性犯罪防止対策として、単独行動を控え、複数で行動する。夜間単独で外出しない。
・空き巣対策として、できれば警備員のいる住宅がいい。
マンションであれば窃盗犯が侵入しにくい3階以上の部屋を選び、一戸建て住宅であれば外壁を高くする、窓に格子を付ける、ドアは二重ロックにする、防犯カメラを設置するなどの対策が必要。
・ひったくり対策として、バッグは道路と反対側に携行する、前に抱え込むように持つ。
バイクの音が聞こえたら歩道の壁側に寄る。
・ホテル内防犯対策として、チェックイン時に荷物を放置しない、足元に挟むようにしておく。
貴重品はセフティボックスかフロントに預ける。
・スリ被害防止対策として、貴重品は肌身離さず携行する、特に現金、パスポート、バッグは努めて体の前方に抱え込むようにして持つ。
・車上荒らし対策として、車内に物を放置しない。
車は確実にロックする。
人目のない場所、路上駐車をしない。
・詐欺被害防止対策として、できるだけ信用できる店で買い物をする。
個人商店だとぼったくりの可能性がある。
以上のような対策を意識しておくだけでも、犯罪被害に遭う確率は減らすことができます。
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