ホーム >  その他の国 > イギリスのアジア人がお金を払ってでも食べたい料理とはどんなものなのか

イギリスのアジア人がお金を払ってでも食べたい料理とはどんなものなのか

  • 友だち追加

ASEAN諸国出身のオーナー達の印象とは

取材をしていて、ASEAN諸国出身のオーナーたちの傾向が見えてきました。
一言で言うと、代々イギリスでビジネスをやっている、すでにある程度成功している人が多いです。
ですから2代目3代目となると、ほとんど中身はイギリス人なのです。
それもそのはず、イギリスのビザはとても厳しく、ビジネスをやるためにビザを取ろうと思うとかなりの額の資金証明などが必要になります。
かつてもう少しビザがゆるかった時代に初代オーナーが渡英してビジネスを始め、その息子たちはイギリスで育ちイギリスの教育を受け、イギリスのパスポートも持っている、という可能性が高いのです。
あくまでも想像の域を超えませんが、ASEAN諸国の母国に豪邸が建っているような一族ではないでしょうか。
話をすれば品の良いイギリス人のような感じで、それでいてASEAN諸国出身ということを生かしたビジネス、サービス、アイデアを持っていると取材の中で感じました。

最後にIMG_3807

今後もさらに人気になると思われるイギリスのASEAN諸国料理店。
その一方でビザの条件は年々厳しくなる一方です。
ブレグジットがどのようにビザに影響するか分かりませんが、これからASEAN諸国を出てイギリスにビジネスで乗り込んでくるのはいろいろな面でとても大変になるでしょう。
実際、取材をしようと試みたマレーシアレストランのオーナーは、すでに大成功しているイギリス人でした。
「ASEAN諸国レストランはイギリスで人気になりつつある」という事実から、今後、その国の出身でなくてもビジネスを始める人が増えていくでしょう。
ですから、すでにレストランビジネスを行なっているASEAN諸国出身のオーナーは、常に状況を察知し、より人気店になるための工夫をしているのです。
これから日本食を含めたアジア料理店はイギリスでますます人気になっていくのか、それともどこかで限界がやってくるのか、目が離せないところです。

 

この記事を書いた人(著者情報)

カナ

イギリス在住のライター、カナです。
イギリス留学を経てイギリス人と結婚。1児の母です。
タイ、バンコクでのホームステイ、香港に住んでいた経験などを活かして、読んで面白い記事を書いていきたいと思います。
また現在のイギリスでのASEAN諸国とリンクする情報や日本人の活躍、ヨーロッパ事情などをお届けしていきたいと思います。

  • 友だち追加
海外展開にご興味ある方は
なんでもお気軽にご連絡ください。
> 24時間受付OK> 24時間受付OK

メインメニュー

教えてASEANコラム

お問い合わせ

お電話でのお問い合わせ
WEBでのお問い合わせ

人気記事ランキング

新着記事

国別で記事を探す

おすすめキーワードで記事を探す

ライター紹介

G-FACTORYグループは、ASEAN進出を目指す飲食店オーナー、
外国籍人材の採用を検討している飲食店様を全面サポートいたします。