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【TOP INTERVIEW】株式会社ヤマト 緑川智恵子氏

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「盛岡冷麺」を普及していくという想いを胸に起業

ー 牛骨を長時間煮込むことで濃厚なうま味を味わえるスープと、オーダー後に製麺するコシの強い生麺が相性抜群の本場盛岡冷麺と、日本直送の厳選黒毛和牛の焼肉が大人気の「焼肉・冷麺ヤマト」。緑川社長が飲食業界に入られたきっかけとは?
夫であり創業者である緑川輝男(以下、前社長)の「飲食店をオープンしたい」という想いを一緒にかなえるためです。前社長は、学生時代に岩手県の焼肉店でアルバイトをしたことをきっかけに飲食業に興味をちました。以前から、起業したいという想いもあったため、焼肉と冷麺をメインにした当ブランドをオープンし、私はその手伝いをしていました。
初めは店舗営業を手伝っていたのですが、多店舗展開していくにつれ、経理など事務仕事を担当しておりました。しかし、2016年に前社長が急逝し、会社を継がざるを得ない状況になり社長に就任しました。

ー そうだったのですね。前社長はどうして焼肉と冷麺をメインにしようと考えられたのでしょうか?
岩手県でアルバイトをしていた際に出合った盛岡冷麺のおいしさに感動して、全国に広めたいと思ったことがきっかけと聞いています。盛岡市の名物「盛岡冷麺」をメインメニューにし、おいしい冷麺とともに、焼肉をお腹いっぱい食べていただきたいという気持ちがあったようです。そこで、1986年9月、岩手県北上市に「焼肉・冷麺ヤマト」をオープンしました

ー オープン後はいかがでしたか?
オープン当初はバブル真っただ中ということもあり、順調に店舗を運営していましたが、2001年9月に日本国内で初めてBSE(※1)に感染した牛が発見されるとお客様の牛肉離れが加速し、当時はかなり売上が落ち込みました。オープンして28年が経過したある日、タイ・バンコクで飲食店のマネージャーをしている方に出会い、
現地の飲食店事情などの話を伺いました。その方によると、バンコクには本場の盛岡冷麵を提供している人気店舗がなく、ブルーオーシャンであるということでした。以前、バンコクで別の事業を行っていた経験もあり、当ブランドで進出したいと考えるようになりました。

(※1)牛の病気の1つ。BSEプリオンと呼ばれる病原体に牛が感染した場合、牛の脳の組織が海綿状になり、3~7年の潜伏期間の後、異常行動、運動失調などの症状が現れ死亡すると言われている。1996年に感染した牛を摂取したイギリス人の発症が確認され死亡したことを受け、不安に思う声が続出し、日本でも消費者の牛肉離れが加速した。

まろやかで癖のないスープと、ひと際コシの強い生麺が自慢の「盛岡冷麺」



他事業でのリベンジを兼ねてバンコクに飲食店を出店

ー もともと海外進出願望があったのでしょうか?
創業時より、海外での店舗展開については頭にありました。というのも、当店で提供しているキムチ用の唐辛子は、創業当時から韓国まで買い付けに行っており、海外との繋がりがあったためです。実は以前、知人に紹介していただき、バンコクで観葉植物やバナナの栽培をしていたのですが、2011年に起こった洪水で全て流されてしまったのです……。そのため再チャレンジの意味を込め、2015年にバンコク出店を決断しました。
イベントや告知、メニューの追加・変更などを国内店舗と同じタイミングでスムーズに行えるよう現地法人を設立し、2015年9月に「焼肉・冷麺ヤマト」をオープンしました。

ー 初めての海外での飲食店出店はいかがでしたか?
オープン直後はあまり客足が伸びず、知名度を上げるために試行錯誤を繰り返す日々でした。当初は日本人比率が7割ほどでしたが、現地に出店したからにはタイ人の集客率をアップしたい、とSNSに力を入れるように。徐々に来店率に繋がっていきました。オープンして6年ほどが経過した現在は、Facebook などのSNS広告活用の影響もあり、タイ人のお客様が7割にまで増加しました。各種SNSからの予約を受け付けたことも大きいかもしれません。

焼肉・冷麺ヤマト バンコク店

ー 大変だったことはありますか?
やはり人材関係ですかね。ビザの関係もありタイ人を多く雇用したいのですがなかなか上手くいかず……。
た、タイ人は飲食店で働くよりもいわゆるホワイトカラーと呼ばれるスーツを着て勤務する職種を好む傾向があり、集客が見込める土日に休みを希望する方も多いですね。

この記事を書いた人(著者情報)

rin

お洒落な飲食店とお肉が大好きです!

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