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【TOP INTERVIEW】金子真也氏

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株式会社うまプロ 金子真也

生年月日
プロフィール 1978年生まれ、東京都文京区出身。祖父・父ともに料理人の家庭で育つ。28歳のときに仕出し弁当屋として独立。江戸前天丼を提供する「金子半之助」の創業者として知られる。ラーメン店「つじ田」と合併し設立した「株式会社おいしいプロモーション(現在は、オイシーズ株式会社に社名変更)」を売却。現在は同社のアドバイザーを務める傍ら、「株式会社うまプロ」を設立し共同代表に就任。
主な店舗名 金子半之助
HP https://www.umaprokitchen.com/

コロナ禍はマーケットを学び直すチャンス

ー M&Aという選択肢を選ばれるには、相当な決断が必要だったと思いますが。
学生時代からの友人であった辻田とだから決断できた部分はありました。さらに大きくしたいというビジョンが同じだったことも決め手です。M&Aした会社「株式会社おいしいプロモーション(現在は、オイシーズ株式会社に社名変更)」には、現在共同会長という形で参画しております。私も辻田も飲食業界には携わっていたいという想いがありましたので、売却で得た資金を基に、もう2人の飲食店経営者と「株式会社うまプロ」を設立し、共同代表を務めております。和食店、ラーメン店、天丼屋など、さまざまな飲食業態を立ち上げたプロが集まることで「うまいで世界を平和にする」ことを目指しています。当初は海外でブランド展開を考えていたのですが、新型コロナウイルスの影響もあり、気軽に渡航できなくなったため改めて原点回帰を行っている最中です。

ー 原点回帰とは?
コロナ禍の現在、今まで培ったブランドを国外展開するとなると、どうしても味の統一や管理が難しいです。日本に居住している現状は、地に足を付けてマーケットを学び直すチャンスだと考えました。新たにラーメンの新ブランドで実店舗をオープンしたり、おいしくて身体にいい商品の開発をしたり、オンライン上で提供できるプラットフォームを作成したりしています。

ー 海外進出を検討している飲食店オーナーにアドバイスはありますか?
どのような人と一緒に展開を行うかが最も重要です。どれだけブランド力があったとしても、それを広げていくのは「人」です。自分のブランドを大切にしてくれて、信頼関係を築ける、価値観の合うパートナーと強いチームを作り展開していくことです。

「金子真也」今後の夢・展望とは

ー 現在の店舗展開について教えてください。
株式会社うまプロでは、台湾でメンチカツ専門店「GOLD MENCHI」3店舗、中華料理のテイクアウト専門店「RED KITCHEN」3店舗の計6店舗を経営しています。アメリカでは、しゃぶしゃぶ・すき焼き専門店「HUDSON POT」、台湾茶とタピオカ専門店「UMACHA」の計2店舗を展開しています。

UMACHA

ー 今後の展望とは?
実店舗を出店しつつ、「リアル店舗×IT」を強化していきます。今後は、飲食業界もますますIT化が加速していくと思われます。オンライン上で消費者に商品を伝えるために、新しい食にまつわるEコマースサイトを開設しようと準備しています。その取り組みのために、台湾で厳選したお茶をクラウドファンディングで先行販売しました。通常クラウドファンディングは資金調達のために行うものですが、本格販売を始める時点ですでに商品認知度が高く、ファンができていることを目標として実施しました。今後もさまざまな商品をインターネットを活用して、紹介・販売し、ファンを増やしていきたいです。

ー 最後に「夢」は何ですか?
「うまいで世界を平和にする」ことです。海外経験が豊富で、情報力もある仲間とチームを組んだので、どんどん世界に「うまい」を発信していきます。また、地元の湯島(東京都文京区)を盛り上げていきたいという想いもあります。湯島が世界から注目されるように、地元民である私が活躍し背中を見せていきます!


この記事を書いた人(著者情報)

rin

教えてASEAN編集部として日々経営者の方にインタビューさせていただいております!

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