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ASEAN情勢簡易レポート-カンボジア

ASEAN(東南アジア諸国連合)10ヶ国の中で最後に建国(1993年)され、ASEANへの加盟も最後(1999年)の国となるカンボジア王国、通称カンボジア。
タイランド湾に面するカンボジアは、3ヶ国(タイ、ラオス、ベトナム)との国境が存在しています。
国土面積は、約181,000㎢と日本の半分程しかありませんが、豊かな農業資源、ほぼ手付かずの鉱物資源や宝石を有しています。
また世界文化遺産として有名な「アンコール・ワット」「プレアヴィヒア寺院」等があり、観光産業の成長に無くてはならない観光資源となっています。
今回はASEAN最後の加盟国となり、高い経済成長率を記録、近年も著しい成長を続けているカンボジアの魅力について迫ってみたいと思います。

カンボジアの基本情報

国名:カンボジア王国
略号(ISO):KHM/KH
人口:約15,300万人(2018年 外務省 「カンボジア基礎データ」)
面積:約181,000㎢(日本の約50%程度)
首都:プノンペン
公用語:クメール語(カンボジア語)
宗教:仏教・イスラム教(一部少数民族のみ)
特徴:カンボジアは9~15世紀頃のアンコール時代に、現在世界文化遺産に登録されている「アンコール・ワット」の建設を行っていました。
しかし隣国からの侵略を受け、1887年にはフランスの植民地になってしまいます。
1953年にフランスからの独立を果たし、王政国家であるカンボジア王国が建国され、数年は安定した王政国家が続きましたが、1970年にクーデターが勃発し国内は内戦状態へ。
この内戦は1975年に「ポル・ポト政権」の誕生により終結。
1980年頃ベトナムの支援を受け誕生した「ヘン・サムリン政権」の後も国内の混乱は続きます。
その後、1993年にパリ和平協定に基づいてUNTAC(国連カンボジア暫定統治機構)が総選挙を実施。
シハヌーク国王が即位。
現在のカンボジア王国が誕生する事となったのです。

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