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【フィリピン】飲食店の特徴7選!日系飲食店での取り組み方も解説

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歴史の関係からスペインやアメリカ、中国の影響を大きく受けているフィリピン。
南国の楽園として多くの外国人が集まっていることも加わり、さまざまな料理や多様な文化が交わっています。

ここではフィリピンにある飲食店の特徴を7つ紹介していきます。
また、記事の後半では「客層と食文化の関係」や「日系飲食店での取り組み方法」についても合わせて解説します。

特徴①どこへ行ってもメニューにはお米



フィリピンは日本同様にお米が主食の国です。
日本と大きく異なるのは「ご飯を食べなかったら、食事ではない」という感覚があるため、朝・昼・晩の3食でお米を食べる人がほとんどです。

そのため、日本ではお米を使ったメニューがほとんどないことでおなじみのマクドナルドやケンタッキーフライドチキン(KFC)といったファストフード店であっても、オリジナルのお米メニューが存在します。

 

「具体的にどんなお米料理が提供されているのか」「パンや麺類などは一切食べないのか?」と疑問に思った方は、こちらの記事もぜひご覧ください。

特徴②単調で濃い味付け

フィリピン人に好まれるのは、濃くはっきりとした味付けです。
フィリピン料理はもちろん、フィリピン人向けに変化を加えたインターナショナルフードも「しょっぱい、酸っぱい、甘い、脂っこい、辛い」といった、濃くて単調な味付けが一般的です。

濃い味のおかずと白米との相性は抜群で、ご飯をおかわりする人は男女ともに多くみられる光景です。

特徴③食べ放題が多い

日本と同様に、バラエティ豊かなメニューを楽しめる「ビュッフェ(全品食べ放題)」や、「おかわり自由(一部の商品)」なお店がたくさんあります。
日本でおかわり自由といったら、ご飯やパン、スープ、サラダを思い浮かべるでしょう。

しかし、フィリピンの場合はバッファローウィング(※)やボイルエビといったようなおかず系1種類を何度でもおかわりできるというのが一般的です。
1種類だけというと少ない気もしますが、いわゆるバッファローウィング専門店やボイルエビ専門店の食べ放題という感覚です。

先述したように「食事といったらお米」という感覚があるので、ご飯おかわり自由のお店もたくさん存在します。

(※)バッファローウィングとは鶏肉の手羽を揚げ、辛みの強いソースを絡めたアメリカ料理です。

特徴④炭水化物のセットメニュー

炭水化物に炭水化物を組み合わせるのが日常的で、飲食店でも目にする機会が多いです。

日本でも「ラーメン+チャーハン」「焼きそば+パン」「お好み焼き+ご飯」のように炭水化物同士で食べることがありますが、フィリピンでも同様です。

例えば、「ご飯+パスタ+チキン」「パスタ+パン+チキン」といったように、炭水化物がセットになったメニューが多数存在します。

ここで知っておくべきことは
・パンや麺類などの炭水化物は、おかずあるいはおやつ(間食)として食べられていること
・外食や自宅問わず食事全体のバランスとして、ご飯多め+麺類を含めたおかずは少なめ
が基本ということです。
あくまでもご飯が主食となっています。

 

「日本米とフィリピン米の違い」や「フィリピン人はどれだけご飯が好きなのか」気になる方は、こちらの記事もぜひご覧ください。

特徴⑤チキンが定番のおかず

ファストフード店や飲食店、家庭で食べるものであっても、フライドチキン(グレイビーソース付き)またはグリルチキンなど、鶏肉が人気です。

豚肉もよく食べられている食材ですが、どちらかというと鶏肉を扱う飲食店の方が多い傾向にあります。
一方、牛肉を取り扱うお店は日本や韓国系の焼肉店を除き、非常に少ないのが特徴です。

特徴⑥野菜メニューが少ない

和食の基本である「ご飯」「汁物」「3つの菜(おかず)」を組み合わせた「一汁三菜」は、栄養バランスの良い食事で、文化的な背景などを含めユネスコ無形文化遺産に登録されています。

近年、健康ブームや美容を意識して、一汁三菜の食習慣を積極的に取り入れようと世界でも注目されています。

一方、フィリピン料理の場合は野菜を使うものの、積極的に取り入れようとする習慣がないのが特徴です。
彩りや風味だけで入れているので、ほんの少しの野菜しか摂取できません。

また、親世代から偏食があると必然的に子どもも好き嫌いが多くなり、大人になっても野菜を食べられない人がいます。

特徴⑦ファミリーやグループ向けのレストランが多い

家族や親戚を大切にする文化はどの国でもあるでしょう。
フィリピンでは、仕事よりも恋人や家族を優先するほど「家族愛」の強い人が多いです。

休日になると両親や兄弟、親戚といった身内に加え、恋人も一緒に集まって大人数で過ごすのが一般的です。
また、結婚して子どもが生まれると夫婦どちらかの実家に住むこともあるため、祖父母、夫婦、子ども、孫と四世代で賑やかに暮らしている家族も珍しくありません。

そういった家族を大切にする文化により、外食や旅行は団体で行動する機会が増えるため、大人数で入れるお店が多く存在します。

団体で座れるように広い空間になっているだけでなく、3~4人用、4~7人用といった大皿料理を提供しています。

そういった飲食店の中には、1人や2人分といった少量のメニューを提供していないこともあるほど団体に特化しています。

 

客層によって食文化が異なる

ここまでフィリピンにある飲食店の特徴を7つ紹介ましたが、もう1つ理解しておかなければならないことは、「客層によって食文化が異なる」ということです。

下記のように、お店ごとに客層が異なるのは日本でも当たり前です。

  • 学生・若者向けのリーズナブルでボリュームのあるお店
  • カップル向けのデートにぴったりなお店
  • 家族や友人たちで楽しむ賑やかなお店  など

フィリピンの場合は貧富の差が激しいので、収入によって受けられる教育や触れられる食文化が変わるため、味・食材の好みにギャップが生まれます。

どういうことか詳しく見ていきましょう。

具体的な客層の違い

日本食や韓国料理、アメリカン、イタリアンなどのインターナショナルフードは、フィリピン人が多く利用する低価格なファストフード店と比べると、最低でも1.5倍以上はする料金設定となります。

そのため日本食レストランを訪れるフィリピン人は、パートナーが日本人を含めた外国人、または収入的に中流階層以上がほとんどです。

収入がある程度あると以下のようなことがおきます。

  • 海外の食文化に触れる機会が増える
  • フィリピンにはない食文化を受け入れる免疫ができる
  • 健康や美容のために積極的に野菜を食べるようになる
    繊細な味が好きになる
    料理の味や雰囲気をより楽しもうと落ち着いた空間を好む

 

低所得者層をターゲットにする場合には別ですが、本格的な日本食レストランを展開したい場合は、フィリピン文化を全て受け入れなくてもいいということです。

実際にフィリピンにある人気の日系飲食店では、

  • 日本人が好む繊細な味付け
  • 栄養バランスが良く、彩り豊かな見た目
  • 少人数用のテーブルや半個室

といったように日本らしさを全面的に出していても、多くのフィリピン人は足を運んでいます。

まとめ

この記事では「フィリピンの飲食店の特徴」「客層と食文化の関係」「日系飲食店での取り組み方法」について解説しました。

フィリピンでは、日本の食文化を押し出したメニューやお店の作りを受け入れてくれる客層は一定以上あるということです。

歴史や文化、言語が異なっても、物おじせず日本食の魅力を伝えていきましょう。


この記事を書いた人(著者情報)

越後 ジェニ

フィリピン在住4年のフリーWebライター。
セブ島留学を機に、フィリピンの魅力を発信していきたいと思いWebライターの世界へ。

前職では旅行業や飲食業に携わった経験を活かしながら、アジアを中心に日本国内外のグローバルな記事制作を得意としています。

フィリピンの大都会セブ島と、自然溢れる田舎町ボホール島の両方を経験しているからこそ分かる、リアルな現地情報をお届けします!

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