農林水産省の「海外における日本食レストラン数(令和元年)」の調査結果によると、海外にある日本食レストランは約15万6000店にのぼります。
2017年の前回調査から3割増です。
人口が年々減り続けている日本とは対照的に、世界では2100年まで増え続けると言われています。
人口減少を続ける日本よりは、海外にビジネスチャンスを感じている飲食店経営者が多いことが伺えます。
しかし、日本と海外では食文化が異なる、スピーディーな対応が求められるなど、さまざまな点で勝手が異なります。
今回は海外に進出する上で、重要な3つのポイントをご紹介いたします。
日本でも東日本と西日本では、うどんの出汁が異なるなど、ご当地による食文化の違いがあります。
これが国単位になれば、当然大きく異なってきます。
例えば、イスラム教を信仰している方たちは、イスラム法において許可された「ハラルフード」のみを口にすることができます。
インドで多くの方が信仰しているヒンドゥー教では、牛は神聖な生き物のため食べることはありません。
このように特定の食材を食べなかったり、日本よりも塩味が控えめな料理が好まれたり、国によってさまざまです。
いざ出店したけれど、食習慣の違いからローカルの支持を得られなくて退店を余儀なくされた、となっては目も当てられません。
現地の習慣や文化をしっかりとリサーチし、その国に合ったニーズを見出した上で、順応すべきか貫き通すのかを判断することが重要です。
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