この度、オンライン書籍を発売いたしました!
第1弾『海外戦略』に島田社長のインタビューが掲載されています。
新型コロナのパンデミックをどのように乗り超えたのか、ここでしか読めない内容も盛り込んでおりますので、ぜひ、ご一読ください!
ー 10種類以上のスパイスが効いたタレとよく絡む平打ち麺を使った担々麺が人気で、行列の絶えない「ENISHI DanDan Noodles restaurant」。海外進出も果たしている島田社長が飲食業界に参入したきっかけを教えてください。
高校卒業後、23歳まで5年間ラーメン店で働いていました。一度飲食業を離れて違う世界を見てみたいと思い、とある企業に営業職として就職しました。数年間は営業を頑張っていたのですが、次第に「ラーメンが好き」「お客様がおいしいと喜ぶ顔を見たい」という想いが強くなり、29歳の時にラーメン店を開業しました。
ー 5年間ラーメン店での就業経験があったとはいえ、6年ぶりの飲食業への復帰に不安はありませんでしたか?
ありませんでした。そもそも飲食業に復帰する理由の1つが「面白いことをしたい!」でした。私にとって、大好きなラーメンを提供するお店を経営することは、「面白いこと」だったのです。ラーメン店の経営についてあれこれ考えていると、ワクワクしてきて自分に自信も持てそうな気がしました。不安よりも期待の方が大きかったですね。
ー 初めて自分のお店を持ってみていかがでしたか?
2009年に大阪で開業したのですが、長年「1,000円の売値を超えられない」という壁に悩むことになりました。日本のラーメンは具が盛りだくさんとかではない限り、1杯1,000円未満がほとんどです。家賃や仕入れなどの経費を考えると、1杯1,000円未満は厳しい。味には自信があり、1,000円以上でも売れるとは思うのですが、日本のラーメンの相場を考えるとなかなか踏み切れませんでした。そんな時、堀江貴文さんがプロデュースしている会員制レストラン「WAGYUMAFIA」の会員募集を知り、入会。会員向けのオンラインサロンに参加して、堀江さんに悩みをぶつけてみました。
ー 相談することで、悩みは無事に解決したのでしょうか?
目からうろこでした。堀江さんは「ラーメンは海外だと3,000円で提供できるよ」とおっしゃったのです。それからは海外の情報を必死で集めました。調べている最中に、アメリカ・ニューヨークでラーメンのイベントが開催されるということを知り参加しました。
ー なるほど…、それで海外に注目をするようになったのですね!それからシンガポールに出店された理由とは?
幼なじみがシンガポールでカフェを運営しているのですが、ある日、業務に関する連絡を間違えて私にしてきたのです。海外出店に興味を持っていた私は「先人の話を聞こう」と単身渡星。この行動が功を奏して、フランチャイズ(以下FC)経験のある現地のパートナー様を紹介してもらうことができました。出店場所も友人が運営するカフェを間借りでき、経費を抑えての海外進出を果たせました。
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