仏教が生活に根付くタイでは、仏教の説話に基づいたお祭りが多く開催されています。
これらの伝統的なお祭りは少しずつ世界中の人々に知られるようになり、今ではお祭りを一目見ようとたくさんの観光客がタイを訪れています。
今回は、そんな中でも特におすすめのお祭りを5つご紹介します。
タイの旧正月を祝う伝統的なお祭りで、別名「水かけ祭り」と呼ばれています。
毎年4月13日~15日にかけて開催され、タイ国内は祝日となります。
この3日間はタイの若者や世界中の観光客が集まり、至る所で水鉄砲やバケツを使用した激しい水かけ合戦が繰り広げられます。
もともとは仏像を水で清め、年長者や僧侶へ尊敬の意味を込めて「手」に水をかける趣のある行事でしたが、一年の一番暑い時期に開催することから、いつしか水のかけあいに発展したそうです。
「ピー=お化け、霊」「ター=目」「コーン=仮面劇」で、精霊祭りというような意味です。
毎年6月末~7月に開催されます。
奇妙な仮面を被り、色彩豊かな精霊の仮装で町を練り歩くお祭りで、タイ版ハロウィンのようです。
仏教の説話が元になっていて、厄払いや収穫の時期を目前とした雨乞いの祈りが込められています。
「塔の上のラプンツェル」で一躍有名になった、タイで最も美しいといわれるお祭りです。
毎年11月に開催されます。
ブッタへの感謝の意味を込めて一斉に夜空へランタンを打ち上げる様子は息を飲む美しさです。
全てのランタンが空に打ち上げられたとき、抱えている苦難が消え去ると信じられています。
パンガン島で毎月満月の夜に開催されるパーティー。
世界三大レイブ(屋外で開催されるダンスパーティー)の一つと言われていて、世界中からクラブファンやパーティー好きな人々が集まります。
もともとは1,000人前後の小規模なイベントでしたが、口コミなどで人気が高まり、今や世界中から約1万人もの観光客が集まる超人気イベントとなっています。
傘作りが盛んなボーサーン村で開催されるお祭り。
毎年1月の第3金曜日から日曜日まで3日間に渡って開催されます。
色とりどりの傘が展示され、村全体が華やかに彩られます。
また、村を代表する美女たちが傘を差しながら自転車に乗って登場するパレードも見所の一つです。
美しいボーサーン傘の他に、伝統とモダンが合わさった雑貨なども目にすることができるので、ぜひお散歩しながらお気に入りを見つけてみて下さい。
いかがでしたでしょうか?
タイを訪れた際はぜひお祭りに参加して、独自の歴史や文化に触れてみて下さい。
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