ホーム >  タイ > 【タイ】日本人は知らない?タイのローカルコンビニ

【タイ】日本人は知らない?タイのローカルコンビニ

  • 友だち追加

ガソリンスタンド内のコンビニ、Tesco Lotus Express

image03

Tesco Lotus Expressは、親会社に石油会社を持つため、傘下のガソリンスタンドに出店しています。
タイの長距離バスは約2時間に1回トイレ休憩を設けているので、旅行者はバスがここで給油している間に、買い物をしたりトイレに行ったり軽く食事をしたりします。
そのため移動中の旅行者を対象にした商品が多く、車内で食べられるサンドイッチやお菓子を豊富に取り揃え、またミニサイズのシャンプーや化粧水など旅行グッズが豊富なことが特徴です。
また、クッションや首まくら、バスタオルやTシャツなど、他のコンビニにはないラインナップも特徴です。

02

車内で食べられる商品が多く、旅行者にはなくてはならない存在です。

01

イートインスペースが広く取られているところも、長時間狭い座席に座っている旅行者には嬉しい配慮です。

また、駅から離れた住宅街エリアにも出店しており、そういった店舗は野菜や小パックの生鮮食品も売っているので、周辺住民にはなくてはならない存在となっています。
出店スタイルを大きく2つにわけているところがTesco Lotus Expressの特徴です。

全国的に有名なBig C mini

10

こちらはタイの大型スーパーBig Cが経営するコンビニです。
駅から遠く、周辺に商店街もない住宅街に立地していることが多く、生鮮食品や10kg入りのお米、洗剤、大パックの飲料水、トイレットペーパーなどスーパーのような品揃えが、他のコンビニと一線を画しています。
商品はBig Cで売っているものが多いので、安くて馴染みのある商品が多い点も、近隣住民の人気を集めています。

日本人にはあまり知られていないSPAR

09

オランダ発祥で、世界30カ国に展開しているスーパーSPAR。
店名はDESPAR(オランダ語でモミの木)に由来しています。
タイでは2016年から、タイの政府系石油大手がコンビニエンスストアとして営業しています。
SPARは1977年に日本に上陸しましたが、奇しくもタイ1号店出店と同じ年の2016年に日本国内から撤退しました。
SPARはバンコク市内よりも、地方都市に多いので、日本人の中には知らない人もいるかもしれません。

08

外国人を意識していない、ローカルな雰囲気ですが、コアラのマーチやプリッツなど日本メーカーのお菓子は、定番商品として、常にお店に並んでいます。

05

オリジナル商品も製造・販売しています。

勝機を見出す策

現在タイでは多くのコンビニがひしめき合い、バンコク市内では競争に負けてお店が潰れることも頻繁にあるので、競合した際にも逃げ切れる策を講じておくことが必要です。
ポイント制度やキャンペーンを取り入れる、オリジナル商品の製造販売、電子決済を最大限に活用する、高齢者が使いやすい店舗づくりなど、日本国内の成功に甘んじず、対策を立てて臨むべきでしょう。

この記事を書いた人(著者情報)

にゃんうー

バンコクで日本語教師として勤務後、カンボジアに移住。
シェムリアップでゲストハウス「Pleasure」を開業し、ゲストハウス業務とカンボジア国内ツアーおよびアンコール遺跡ツアーの手配業務に携る。現在はバンコクでフリーライターとして活躍中。

  • 友だち追加
海外展開にご興味ある方は
なんでもお気軽にご連絡ください。
> 24時間受付OK> 24時間受付OK

メインメニュー

教えてASEANコラム

お問い合わせ

お電話でのお問い合わせ
WEBでのお問い合わせ

人気記事ランキング

新着記事

国別で記事を探す

おすすめキーワードで記事を探す

ライター紹介

G-FACTORYグループは、ASEAN進出を目指す飲食店オーナー、
外国籍人材の採用を検討している飲食店様を全面サポートいたします。