バンコクでは新型コロナウイルスの拡大により、過去2度のロックダウンが行われ、それにより多くの飲食店が影響を受けました。
店内営業ができないため売り上げが落ちたり、デリバリー主体への移行でバタバタしたりと、飲食系の業種にはかなり厳しい時期が続きました。
そんな状況下で、私が知る限りでも完全に閉店してしまったり、一旦お店を閉めたりといった決定をする飲食店が多くみられました。
今回紹介する「生そば あずま」も、コロナ禍で一時休業を決めたお店の1つでした。
ですが、新型コロナ規制の緩和に伴い、ついに2022年4月1日に再オープンを果たしました。
あずまは日本で千葉県や九州地方を中心に20店舗以上を展開する、そばチェーン店です。
海外ではタイ以外にアメリカでも営業しています。
以前は、バンコク市内に4店舗出店していました。
今回営業を再開したのは、日本人が多く居住し、買い物などに訪れるスクンビットエリアの店舗です。
スクンビットエリアの中でも、あずまのある「ソイ33」はパン屋やスーパーなど、さまざまなジャンルの日系の店が特に多く営業しており、休日には家族連れの日本人買い物客で賑わいます。
そういった立地の良さも、あずまが人気のポイントですね。
ちなみに「ソイ」というのは、主要道路から伸びる脇道のことで、各ソイに番号が振られています。
この番号で、お店などがどこの通りにあるか知ることができます。
店内はテーブル席がメインですが、お1人様用のカウンター席も数席完備されています。
私は平日の昼間に訪れましたが、すでに満席で少し待たなければなりませんでした。
バンコクでのあずまの人気ぶりがうかがえますね。
では、あずまのメニューをいくつか紹介したいと思います。
席に着くと、まず揚げそばが出てくるのが印象的です。
そばの風味もしっかり残っていて、クセになるおいしさです。
これをつまみながら、料理の到着を待ちます。
まずは、つけそばから1品。
つけそばは、冷たいそばを温かいつけ汁で食べるスタイルのものです。
私の大好きな鴨南つけです。
つけ汁には鴨肉とネギがどっさり入っていて、言わずもがな相性抜群です。
その上、出汁のうま味と鴨肉の脂が溶け合い、食べるとほっとするような優しい味に仕上がっています。
また店内で製麺されるそばは、程よくコシがあり、とにかく喉ごしがいいのが特徴です。
ちなみに、そばは3玉まで同じ値段で注文することができます。
たくさん食べる男性にとっては、うれしいポイントですね。
ちなみに、写真のものは2玉です。
また、あずまはご飯物とそばのセットも充実しています。
そば屋のご飯ものといえば、出汁を使ったカツ丼や親子丼をイメージする人が多いのではないでしょうか。
ですが、私はあずまの「和風カレーセット」をおすすめしたいです。
このカレーが、野菜が溶けてしまうほどよく煮込まれていて、濃厚でとてもおいしいのです。
それほど辛くないので、小さな子どもでも十分食べられると思います。
ぜひ、注文する際の選択肢に加えていただきたいですね。
営業再開が決まった際は、TwitterなどのSNS上は喜びの声で溢れました。
現在はまだ1店舗のみですが、これから他の店舗も営業再開されるといいですね。
では、最後に店舗情報を載せておきます。
■生そば あずま バンコク ソイ33/1店
住所:595/21, Sukhumvit33/1. Klongton-Nua, Wattana, Krung Thep Maha Nakhon(Bangkok)
電話:+66 2-258-3447
営業時間:11:00~15:00、17:00~22:00
URL:https://www.shop-west.jp/kisoba-azuma
メインメニュー
教えてASEANコラム
お問い合わせ
人気記事ランキング
新着記事
国別で記事を探す
おすすめキーワードで記事を探す
ライター紹介