中華系民族が74%を占める(出典:外務省 シンガポール基礎データ 2019年1月時点)シンガポール。
中華圏ではお正月といえば新暦ではなく旧暦なので、旧正月(春節)のことを指します。
お正月は、「Chinese New Year(CNY)」あるいは「Lunar New Year」と言って盛大に祝います。
毎年日付は変わるのですが、だいたい1月21日から2月20日くらいの間を移動し、2020年は1月25日が「New Year’s Day」となりシンガポールでは祝日となります。
日本では12月に入るとお正月関連の商品が店頭に並びますが、シンガポールではクリスマスが終わると完全に旧正月モード。
至るところで赤いランタンや、縁起物のパイナップルなどの飾り物を見かけるようになります。
「チャイナタウンではCNYの屋台が出ている」、「高島屋の地下でもSampling(試食)がはじまっている」、といった旧正月の準備に関する声が聞こえてきます。
オフィスなどの会話でも、Chinese New Year(CNY)の予定が話題になることが多いのではないでしょうか。
チャイナタウンにも毎年干支をモチーフにした飾りが登場し、夜になるとライトアップされています。
2020年の干支はねずみ。
多産のねずみを意識しているのか、たくさんの子ねずみが道路いっぱい飾られています。
こちらのライトアップは2月22日まで行われています。
駅前の大通りEu Tong Sen Street、New Bridge Roadを中心に South Bridge RoadとGarden Bridgeでも見られます。
春節と言えば、この時期に登場する縁起物の食べ物がたくさんあります。
チャイナタウンはもちろん、モールや駅前にも特設店やテントが並び、見ているだけでも楽しいもの。
いろいろあるラッキーフードですが、日本のおせち料理のように、それぞれに意味があるそうです。
せっかくなら、その意味を知って食べてみませんか?
また一味違うかもしれませんよ。
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