シンガポールのみならず、東南アジアでの生活に欠かせないサービスといえばGrabではないでしょうか。
現在はシンガポール、マレーシア、タイ、ベトナムをはじめとする8ヶ国で配車、フードデリバリー、電子決済など幅広くサービスを展開しています。
そんなGrabがまた新しいサービスを開始しました。
2020年1月8日に新たにオープンしたのがGrab Kitchen。
これはシェアキッチン、あるいはクラウドキッチンとも呼ばれており、レストランに厨房(キッチン)を貸すというサービスです。
レストランはこのGrab Kitchenに入居し、料理を作り、それをGrabなどのフードデリバリーサービスを通じてお客様に届ける、という仕組みです。
Grab Kitchenの賃料や入居条件は明らかにされていませんが、レストランオーナーにとっては、Grab Kitchenを使う方が、新しく店舗を構えるよりも初期費用を抑えて出店できるというメリットがあります。
また、本格出店の前に新しいエリアの開拓や、テストマーケティングに使うこともできます。
Grab Kitchenがオープンしたのは、Bukit BatokのHillview AvenueにあるLamSoon Industrial Buildingです。
一体どんな所なのか、さっそく現地に行ってきました。
Bukit Batokはシンガポールの中心エリアから約17kmほど北西に行ったところで、ビジネスの中心地・CBDからはタクシーで約20分ほどかかります。
Bukit Timah Nature Reserveに程近く、なかなか普段は行くことのないであろうエリアです。
Grab Kitchenが入っているLam Soon Industrial Buildingは、一見公団住宅(HDB)のように見える建物にあります。
エスカレーターで6階まで上がり、緑のGrab Kitchenの看板に従って進んで行くとその先は駐車場。
本当にここに?と不安になりながらさらに進むと、奥に大きな看板と入口がありました。
こちらは一般客向けで、ピックアップとイートインができるDine Inエリア。
オープン翌日のせいか、看板に「Coming January」と貼られているお店が多く、閑散とした印象でした。
地域の住民が食べに来ることを想定して作られたDine Inスペースですが、わざわざ駐車場の奥の目立たないここに食べにくる人はいないのでは?と思ってしまいます。
まだオープンしていないお店もありますが、この16店舗が入っています。
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