■店舗
日本貿易振興機構(JETRO)の「シンガポール概況と日系企業の進出動向(2019年4月)」によると、日本の対シンガポールの直接投資残高は2016年にやや落ち込むも、年々増加傾向にあります。
日系企業の進出に伴い、在住日本人も増加しています。
シンガポールの国土は東京23区より一回り大きい程度と言われ、世界でも狭い方です。
必然、不動産は高騰しそうですが、店舗を出店する場合はどうなのでしょうか?
今回は人気の路面店の物件を比較してみます。
※保証金:日本の相場は賃料の約10ヶ月分、シンガポールの相場は賃料の2~3ヶ月分。礼金:日本の相場は賃料の1~2ヶ月分
タンジョンパガーは金融街と住宅街が融合したようなエリアで、飲食店やおしゃれなカフェが多いです。
ラーメン店「一風堂」や焼肉店「平城苑」など、おなじみの日本食店が充実しているため、日本人が移住する際の居住地としても人気です。
おしゃれなショップが多い渋谷と比較して、ほぼ同じ賃料ながら実に約2.5倍ほど広い店舗を借りることができます。
在住日本人が多いため、ある程度の集客も見込めそうです。
居抜き物件に入居する際は、日本もシンガポールもエアコン、厨房機器などが付いています。
また、住居と同様、シンガポールには礼金という文化がないため、支払う必要はありません。
初期費用としては、日本よりも大幅に抑えて出店できそうです。
ほぼ同じ賃料で比較すると、住居・店舗ともにシンガポールの方が広い物件を借りることができます。
しかも、店舗に関しては、大幅に初期費用を抑えて出店できそうです。
集客を見込めるエリアを選べば、シンガポールに出店することはかなり魅力的と言えます。
経済成長率3.2%(出典:JETRO「基礎的経済指標」2018年)と、まだまだ成長を続けるシンガポール。
法律面から言っても、ビジネス進出がしやすいことは有名です。
ぜひ飲食店の出店を検討してみてはいかがでしょうか。
※価格は当社調べ
※1シンガポールドル=約76.04円で計算
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