マレーシアは、ASEAN有数の観光地としてだけでなく、高水準のビジネス環境が整備された国でもあります。
同地でビジネスを展開もしくは出張の際に気になるのが、現地通貨への両替だと思います。
そこで今回は、マレーシア経済の中心地であるクアラルンプールのおすすめ両替所をご紹介します。
マレーシアの通貨は、紙幣(単位はリンギット)と硬貨(単位はセン)があり、一番大きな紙幣が、100リンギット(1リンギット=27円換算で2,700円)になります。
一度に多額の日本円を両替する場合、受取る現金もかさむため、犯罪者の目に留まるかもしれません。
これは、比較的治安が良いとされるマレーシア・クアラルンプールのみならず、海外で両替をする際は、気を付けるポイントの1つになります。
そのため、ビジネスでの出張はもちろん、現地在住の方でも、基本的には必要最低限の両替に留めた方が安全対策上良いと言えるでしょう。
ちなみに、マレーシアの電車(LRT:高架鉄道、MRT:地下鉄、モノレールなど)の自動券売機では、50リンギットや100リンギットなど高額紙幣が利用できないことが多々あります。
また、有料のバスを利用する際、お釣りが出てこない運賃箱もありますので、両替の際は10リンギットなど小さめの紙幣も混ぜてもらうと良いかもしれません。
そこで、両替の際の重要なポイントが、為替ボードの正しい読み方です。
両替所には、下記の画像が示すように、リンギットと円、米ドル、ユーロなどの各通貨ペアの為替レートが表示されたボードがあります。
「BANK BUY(バンク バイ)」が、表示されている為替レートで円を売ってリンギットに交換することであり、「BANK SELL(バンク セル)」は、リンギットを売って円に交換することを表しています。
そのため、円からリンギットに交換する際は、BUYの列に表示されている数値が大きい店で両替をすることが、一番お得な両替と言えます。
そして、日本の空港やクアラルンプール国際空港、銀行、ホテル、街中の両替所などで、円とリンギットの両替ができます。
その中でも、一番優良な両替レートを提示する傾向にあるのが、街中の両替所です。
これは、現地の銀行員やホテルスタッフからも同様のコメントを得ており、一般的に空港やホテルなどのレートは不利と言われています。
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