日常が戻りつつある風景の中、自由に外出できるようになったら行きたかったラーメン店、スイーツ店、カフェなど、いくつかのお気に入りの店舗がクローズしていたのはショックでした……。
このような光景を見ると、現実を知らされてとても寂しい、切ない気持ちになります。
でも、日系の博多串焼きの居酒屋「バッテンよかとぉ」が2月にオープンしたという、うれしくなるニュースもあります。
※同店を経営されている株式会社元気ファクトリーの今吉社長に、以前、当サイトでインタビューをさせていただいております。
インタビュー記事はこちら→【TOP INTERVIEW】株式会社元気ファクトリー 今吉純一氏
これは絶対行きます!!!
新型コロナウイルスの恐ろしさを知り、つらい思いもたくさんしましたが、新規店のオープンや、頑張って営業し続けている多数の既存店などを目の当たりにすると、「前向きになろう!」と勇気をもらえます。
日常において、まだまだ新型コロナ禍以前のレベルに戻すということは困難ですが、デリバリーなどを利用して飲食店を応援していきたいと思う筆者です。
7月からは予約制ではありますが、観光名所のユニバーサルスタジオシンガポール(USS)、水族館、動物園など、さまざまな施設が徐々に開放されています。
各スポットは集客のために割引などのキャンペーン(変更あり)を行っており、ユーザーにとってはうれしい限りです。
人数制限のせいで閑散としていましたが、おかげでしっかりソーシャルディスタンスをとれました。
現在、日本からの帰国者には、2週間の隔離生活が義務付けられています。
たとえシンガポールに自宅があっても、政府指定の滞在先にて隔離生活を行う必要があります。
実は、私の友人も先日日本より帰国し、現在ホテルに缶詰状態です。
政府系機関からの依頼で検温報告アプリをスマホにダウンロードし、1日3回は体調を含めて報告義務があるようです。
その際、きちんと指定滞在先にいるか、自撮りで室内の写真も送るという徹底ぶり。
不定期らしいですが、電話もかかってきて指定滞在先にいるかの確認を取られるようです。
・ホテル滞在(1人2,000ドル=約15万6,000円)
・PCR検査(上限200ドル=約1万5,600円)
上記は全て自費なので、かなり大きな出費だと嘆いていました。
ちなみに、子どもは減額されます。
2週間滞在するので、一番切実なのが「食」です。
どのホテルに滞在する(希望は受け付けていません)かが、大きな鍵になります。
基本的に揚げ物中心のローカルフードで、日本人にはかなりきついようです。
友人から生野菜と納豆が食べたい、とSOSがきました。
本人には会えないけれど差し入れはOKなので、早速日本食を届けました。
友人いわく、かなり厳しい管理なので疲れたとのことです。
隔離される側は厳しいですが、ここまで徹底されると居住者としては安心できるのも事実です。
ちなみに、友人はPCR検査を受けて陰性ならば、4日後に解放となるようです。
新型コロナが世界中で蔓延し、シンガポールでもいつ再燃するか分かりません。
もっと厳しい措置になる可能性も否定できないので、筆者も日本へ帰国することはかなわず、今は我慢のときです。
フェーズ2に移行後のシンガポール政府の対応は、日本と比べるととても厳しいです。
ただそれだけに、私たち在住外国人も守られているような気持ちになるので、これからもシンガポール政府の新型コロナ対策に従って長期戦を乗り切りたいと思います。
※1シンガポールドル=約78円で換算
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