このフロアのおもしろいのは、チャイナタウンの名物料理店を集めた庶民的な屋台街フートン(Hutong)と壁をはさんで隣合わせになっているところ。
東南アジアらしい雰囲気が感じられる。
気になった点を挙げるとすれば、例えばローカルのブログなどを読むと席の確保が厳しいといった指摘もあった。
また以下は個人的な感想であるが、
1 まず店で頼んだものの注文票を発券してもらい、
2 フロアを総括しているキャッシャーでお金を払いレシートをもらう。
3 再度店に戻って支払い済みのレシートを見せて初めてオーダーができる。
この一連のプロセスはわかりにくように感じた。
「日本食のセレクションが多く、フードのクオリティも素晴らしい。日本がそのままここにあるようだ」と語っていたのは今回が2度目の来店だという中華系マレー人の30代女性。
家族旅行で訪日経験もあり、Isetan Members Card(マレーシアの伊勢丹ポイントカード)も持っているとのことだった。
ダイニングエリアとそのままオープンスペースでつながっている日本食品及び関連商品売り場。
包丁など生活用品を扱う日本橋の老舗店のおろし金や、浅草有名すき焼き店のわりしたなど、日本のデパートとほぼ同じようなアイテムが取り揃えられていた。
お弁当はRM15(約390円)。
惣菜のテイクアウトなどもあり、ここでも日本のデパ地下の再現性がすごい。
お弁当や惣菜は日系のスーパーなどでも扱っておりこちらもすでに日本食の定番となっている。
ただしマレーシアではローカル食の持ち帰り、テイクアウトメニューはRM5(約125円)ほど。
4階にオープンしたレストラン街のザ・テーブル(The Table)。
2017年5月現在では、5店舗展開で11:00から営業している。
博多水炊き・とり田(TRORIDEN)、和ごころとんかつ・あんず(TONKATSU ANZU)、すし・麻布(SUSHI AZABU)、TORAJI(YAKINIKU TORAJI)、THE TOKYO RESTAURANT。
フロア全体が落ち着いた雰囲気で、オーセンティック(本物)のプレミアムダイニングという本物の和食を提供するというコンセプト。
ローカライズしない日本の料理を食べられるとあって、こちらも在マレーシアの日本人はもちろんローカルのマレー人にも話題となっている。
現在クアラルンプール首都圏には約600店もの日本食レストランがある(JETRO調べ)、その中でも最近は「日本から出店」というブランド性が重要な要素であるようにも思われる。
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