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ASEANの海外駐在員の生活に関するランキング

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※2021年9⽉17⽇時点の情報です。

東南アジアでは新型コロナウイルスの感染が猛威を振るい、インドネシアでは少なくとも21人の日本人が犠牲となってしまいました。
インドネシアやタイ、ベトナムなどに進出する日系企業の間では駐在員や帯同家族の帰国を進めている企業も少なくありません。
しかし、今後も日本経済の行方を考えれば東南アジアが重要な地域であることに変わりはありません。
おそらく、コロナ禍が落ち着けば、また日本と東南アジアの間で人の移動が活発になるでしょう。
今回は駐在する際に役に立つ情報を2つお届けしたいと思います。

近代化するジャカルタ



まず、ドイツにある調査会社「インターネーションズ(InterNations)」が発表した「海外駐在員が生活しやすい国ランキング 2021年(※1)」によると、対象となった59ヶ国中、今年トップとなったのは台湾で、以下、2位メキシコ、3位コスタリカ、4位マレーシア、5位ポルトガル、6位ニュージーランド、7位オーストラリア、8位エクアドル、9位カナダ、10位ベトナムとなり、東南アジアではマレーシアとベトナムがトップ10に入りました。
両国はシンガポールほど物価が高くなく、また治安も悪いわけではないので、駐在員から気に入られているのかも知れません。
東南アジアの他の国々では、シンガポールが13位、タイが14位、フィリピンが26位、インドネシアが31位になっています。
フィリピンやインドネシアが低くなった背景には、テロや犯罪の治安面が影響しているのかも知れません。

(※1)このランキングは、世界各国の外国人駐在員およそ1万2000人を対象にアンケートを行い、生活の質や生活コスト、定住の容易さと仕事環境などを評価している。
参照:https://www.internations.org/expat-insider/2021/best-and-worst-places-for-expats-40108

この記事を書いた人(著者情報)

サンシーロ

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